356 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/05/27 19:13 ID:xJkLItwm
昔いた猫は腎臓を悪くして死んじゃったんだけど。
獣医にみせたとき、あと5日くらいかな…たぶんもう鳴けないだろう、と言われた。
その日まで泣きながら毎日を過ごした。
我が家で一番敏感な祖父が猫と毎日寝てくれた。
もし夜に何かあってもすぐ気付けるようにするために。
4日目の夜、いつものように姉と一緒に猫におやすみを言いに祖父の部屋に行き、
また明日ね、おやすみ、と言うと、猫がやさしい声で、にゃーん、と鳴いたのだ。
獣医の言うとおり、すでに弱りきって鳴けなくなっていた猫が。
涙がこぼれてきた。最後なんだ、と。
明け方、猫は静かに息をひきとった。
6年経った今でもあの最後の鳴声は忘れていない。
この猫も、今いる猫達もやけに人間くさい猫なんだよね。
そんなわけでいろいろ逸話がある。
大好きだ、お前らww
442 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/06/01 15:00 ID:iYkfnzsD
小さい時から実家では猫を飼っていました。
一番最初の記憶にある猫は、雪の日出て行って帰って来なかった。
後ろ姿を見送る時の積もった雪、吹雪の中の三毛の色、が心に残っていて
呼んでも振り返らなかったのが何か強い意志を感じさせるようで
もう二十何年前のことですが忘れられないです。
また、別の猫なのですが飼っている途中で私が実家を離れ
半年経った頃に「猫がいなくなった」と連絡を受け、泣きました。
それから5年ぐらい経って祖父が亡くなり、葬式のため実家へ帰ると
集まった近所の人の何人かが「あんたんちの猫、家の前で見たよ」と言うのです。
(田舎なので、どこにどんなペットがいるかも皆だいたい知っている)
実家では、その猫が出て行ってから一度も姿を見ていないそうで
となれば既に死んでいると思っていたのですが・・・。
その猫はよく、植木の手入れをしている祖父のそばに座って鳴き、
祖父も「そうかー、おう、そうかー」とか二人で会話(?)をする仲でした。
なぜか私たち実家の人間には猫は姿を見せてくれなかったのですが
祖父を迎えに来たか、生きていたのならお別れをしに来たのだと思いました。
472 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/06/02 02:54 ID:avmBfezh
19年飼ってた猫がいました。
すごく甘えん坊な猫で、座れば膝の上。
仰向けになると胸の上、うつ伏せになると背中の上。
立ち上がって「ジャンプ!」と言えば、飛び付いて来て肩乗り猫に。
私が移動すれば家中ストーカーしてくれるような、最高に可愛い猫でした。
でも年には勝てず、最後の数ヶ月は辛い闘病生活をおくらせてしまいました。
最期は(見えない目で)私を見つめ、それまで聞いたことのないような
声で大きく長く2度泣き、息をひきとりました。
猫語がわからないのが本当に哀しかった・・・。
ホントに幽霊でもいいから、もう一度会いたいと思うんだけどダメです。
夢にはよく出て来るんだけど、なんだかいつも淋しそうな感じ…としか。
猫の知らせをキャッチできない飼い主でごめんよう。
478 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/06/02 13:26 ID:Z5Mermjk
飼い猫に関する不思議な話。
私は小さい頃から猫と一緒の生活をしていて、本当に猫憑きじゃないのかと
家族に思われるくらい猫好きなのですが、小学校低学年の頃、
3匹飼っていた内の1匹の黒猫が失踪しました。
雄猫だったし、喧嘩には滅法弱かったので、勢力争いで負けて去ってしまったのかなと思い
分かってはいたけど寂しい思いをしていました。
それから数ヶ月たって、ある日何故か突然その猫を学校で思い出して、その話をクラスの子に
その猫の話をしました。
その日家へ帰ると、なんと家に帰ってきている!
けれど喜んだのもつかの間、帰ったのはその日のだけで、次の日には姿を消してしまいました。
またそれから数ヶ月経ち、ふと、突然学校で思い出し、こんなことがあったと、
違う子にその猫の話をすると、家に帰るとなんと。家の屋根の上にその猫が!
しかしその日は、呼んでも屋根から降りてきてくれず、そのまま屋根の上で姿を見たのが最後です。
今でも屋根の上で一度だけ鳴いて、向こう側へ行って姿を消した彼を思い出します。
全文を読む