:本当にあった怖い名無し:2009/01/14(水) 23:32:48 ID:Ek6l4VVP0
心霊体験や不思議な体験でも、ちょっとホロリとくるような、そんな話ありませんか?
趣旨違いでなければネタでもOK。
細かい事は気にせずマターリ進行。
前スレ
◇
心霊ちょっといい話 ver.13◇
http://anchorage.
2ch.net/test/read.cgi/occult/1204804472/
■
まとめサイト■
洒落コワ
まとめサイトのコンテンツの一つにあるよ
http://syarecowa.moo.jp/sinnrei-iihanashi/sinnrei.html
16 :本当にあった怖い名無し:2009/01/24(土) 22:25:48 ID:naZ/BYwWO
中学からの親友から聞いた話。
彼女の出生時、大量出血などで母親は死亡。
一度も我が子を抱きしめる事なく逝ったそうだ。
父親は無口で優しかったが出張の多い人で、彼女は祖母に育てられたらしい。
昔からものすごく人に気を使い、とても明るい彼女だったが36で遅くなったが結婚し、出産。
無事に子供は生まれたものの、その頃から彼女は壊れていった。
「どうしても我が子を愛せない」らしい。
ある日心配で見に行くと、泣き叫び汚物臭のする赤子。
友人はその傍らで、耳を塞いで震えていた。
17 :本当にあった怖い名無し:2009/01/24(土) 22:36:34 ID:naZ/BYwWO
私は子はいなかったがとにかく赤ちゃんにミルクを飲ませ、オムツを換えてやり、当時出張中だった友人の旦那にすぐ戻るように電話を入れた。
急いでも帰りは夜になるというので、それまでいる事に。
子供のように泣きじゃくる友人は、「どうやっても可愛いとおもえない」「泣かれると殺したくなる」と病的な発言。
育児ノイローゼだったんだと思う。
夜には旦那も戻り、育児協力と彼女を診療内科に連れて行く事を約束させ、私はその場を後にした。
その翌日の仕事帰り、彼女の事が気になって仕方なかった私はすぐに彼女の家に向かった。
18 :本当にあった怖い名無し:2009/01/24(土) 22:53:00 ID:naZ/BYwWO
胸をしめつけられながら開けた玄関の中に立っていたのは晴れやかな顔をした彼女だった。
そして腕にはぐっすり眠る赤ちゃんが…
「昨日はごめんね~」とあっけらかんとした彼女にあっけをとられ、私はその場に座り込んでしまった。
で、落ち着いたところで話を聞いてみて驚いた。
昨夜泣きつかれて、子は旦那に任せ眠ってしまったらしい。
そして夜中少し息苦しく目を覚ますと、若い女の人が涙を浮かべ彼女を抱きしめていたそうだ。
あまりの事に固まっていると
「これが母親の愛情よ、覚えおきなさい…」
そして「抱きしめてあげられなくてごめんね」と消えてしまったそうだ。
…それは写真でしかみた事がない、彼女の母の霊だったらしい。
それから彼女は居間へ行き、改めて我が子を抱きしめてみると今まで感じた事のない愛しさと涙が溢れだしたと言っていた。
「愛せなかった」のではなく「愛し方をしらなかった」のだと思う。
それを一度も彼女を抱けなかった母が教えにきたのだと思った。
今では彼女は立派な親バカ。
ただひとつ母親の霊は自分より一回り以上若かった事が悔しいと笑っていた。
長文、駄文すみません。
26 :本当にあった怖い名無し:2009/01/25(日) 23:10:07 ID:7j8DSC9X0
あんまり大したことじゃないんですがカキコ。
長いので分けます。
昨日、会社の同僚の結婚パーティーにお呼ばれされて、
新郎の妹さんの旦那さんが守護霊とかが見えるらしいという
話を以前聞いたことがあったので、この機会に見てもらった。
鑑定の結果、白猫と洋服を着たおしゃれなおばあちゃん、
そして黒い影があるとのこと。
結果聞いた瞬間、ぼろぼろ涙出てきた。
白猫は2年前に近所の病院で亡くなった飼い猫のシロで、
洋服着たおばあちゃんは、私が中学2年の時に自宅の庭で倒れて
亡くなったうちのばーちゃんだった。
27 :26:2009/01/25(日) 23:11:14 ID:7j8DSC9X0
シロは最初捨て猫で、小学校の高学年くらいの時に家猫に昇格したんだけど
そいつは母親にしかなつかなくて、私の姿と声を聞くとそそくさと
逃げる、私の部屋にも寄り付かないようなやつで、よくだっこしたり
頭なでたりすると顔が引きつってたwww
シロが死ぬ前日、母親が病院へ連れてったときに今夜がヤマですと
言われたんだけど、私は仕事が終わらず家に帰らずホテルに泊まった。
そのまま出社した朝、母親から連絡がありシロが朝方亡くなったと
病院から連絡があったと話を聞いたときは、最後を看取ることが
できなくって悔しくてぼろぼろ泣いた。
絶対、シロには嫌われてただろうなーなんて思ってたけど、
旦那さんいわく「結構あなたのことが好きだったみたい。」だって。
なんだよ、ツンデレじゃねぇかwww
28 :26:2009/01/25(日) 23:12:16 ID:7j8DSC9X0
ばーちゃんは、猫が嫌いで母親が外猫にえさあげたり、シロを部屋に
入れてあげてたりするとよく文句言ってたんだけど、死ぬ前になんでか
シロのことを家猫として認めてくれたり、反抗期真っ盛りで
一緒のテーブルで食事をしない私に、いつもはなにも言わない
ばーちゃんが死ぬ前日くらいに「一緒に食事しないのかい?さびしいねぇ」
なんて言ってたけど、そんなのお構いなしに一人居間のこたつで
テレビ見ながら別のとこで食事してた。
その旦那さんを通じてばーちゃんから、「この子は人に冷たかったり、
つっけんどんにするとことがあるからそこを直すように言ってくれ」って
伝言を聞いた瞬間、亡くなってから、墓参りなんてあんまり行かないような
孫の私をまだ心配してくれてることが申し訳なくて、余計に涙出た。
パーティーと二次会が終わって、家に帰って速攻仏壇にお線香あげて
ばーちゃんにありがとう、こんな孫でごめんねって言った。
これからは、ちゃんと両親と墓参りに行くようにしようと思った。
ちなみに、黒い影はその旦那さんに祓ってもらいました。
長文スマソ。
40 :本当にあった怖い名無し:2009/01/28(水) 17:45:00 ID:BlwKwYL50
私の祖母は強い人だったがやっぱり年には勝てなかった。
あっという間に寝たきりになって、母の介護なしではなにもできなくなっていった。
同居していながら今まで祖母をかなり放置してたことを深く反省して私も入浴だとか
食事だとかを手伝った。夜はなんだか寂しいだろうと思ったので、せまい部屋にもう一組布団しいて
一緒に寝た。
そうしてるうちにばあちゃん変な事たくさん言うようになった。
「(仏壇を指差して)あっちにいるから、さびしくないよ」
それから不思議な事いうことが増えた。
はじめのうちは
「鍵はかけたんだろ?なんでよその人が家にいるんだろう。」
だったけど、だんだん具体的になっていって
「今そこを通った白いシャツを着た人は誰?」
とか
「お嫁さんがあそこに座ってるね。どこのお嫁さんだろう」
とか。私はずっとおばあちゃんはぼけから幻覚見えてるのかと思ってた
でも一番怖かった(?)のは、
「(布団を急にまくって)今小さい犬がここにぴょんってのっかってきた」
といった時。
我が家は昔犬かってたから、そのときちょっとおばあちゃんは本当に何か見えてるのか?
とおもった・・・・。
そんなばあちゃんもいよいよ危なくなって入院。
年も暮れで忙しい時なのに、丁度皆の予定の都合がつくときになくなった。
最期はいつ心臓とまってもおかしくなかったが、ちゃんと息子・孫の到着を待って
からなくなった。
いつも人に気を使ってて自己主張できなかった人だから最期まで気を使ったんだろうか。
寝たきりになってからなくなるまで本当にすぐに1年なかったな。
死期が近づくと人って普通じゃ見えないもの見えるのだろうか
41 :本当にあった怖い名無し:2009/01/28(水) 17:46:31 ID:BlwKwYL50
ばあちゃんが死んでも、あんまり涙は出てこなかったし悲しい気持ちもあんまり感じ
なかったのは心の準備が出来ていたからなのか。ただ実感がなかっただけだからなのかな。
49日が終わってすぐ私は20になって成人式を迎えた。
親戚の人たちはおばあちゃんが生きてたらとっても喜んだだろうにって言ってた。
49日で一区切りついてばたばたしてた家も落ち着いてみんなやっと元に戻った
・・・・って時に始めてばあちゃんの夢を見た。
季節は春で、桜がところどころで咲いてた。春になると近くにお祭りがあるので
ちっちゃいころよくばあちゃんにつれてってもらってた。
ばあちゃんはリビングのテーブルに腰掛けてて、テーブルにはお茶と大好きなお菓子が
あった。私はいつものようにどうでもいいことをおばあちゃんに話しかけながら
カーテンをあけた。
たった一瞬、おばあちゃんから目を離しただけだったのに、振り返った時もう
あばあちゃんはいなくて、テーブルに湯のみとお菓子だけ残ってた。
そして仏壇の上におばあちゃんの写真が増えてた。
あぁ夢か夢だよなと思ったけど、別に感動的なこと何か言われたわけではないけど
やっぱりなんか悲しくなる。すごく泣けてきました。
それ以来一回もおばあちゃんはでてきてない。
せっかくだからなんか一言いってくれればよかったのに。
あんまり心霊じゃなかったすまん
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