信じようと、信じまいと― 13
425 :本当にあった怖い名無し:2009/03/31(火) 17:54:09 ID:yc8zJZ2D0
信じようと信じまいとー
二股の木の枝で水脈や金鉱を見つける話もオカルトだが脇腹の痛みでそれを行った人物がいる。
ボブ・ダニエルは良質の地下水脈の上に立つと両脇腹に鋭い痛みを感じ、水脈の深さや地層の
種類までわかった。その能力は以前からあった持病の脇腹の痛みの薬として医者から睡眠薬を
処方されて以来身について、これで600以上の井戸を失敗なく堀り当てた。
信じようと信じまいとー 426 :本当にあった怖い名無し:2009/03/31(火) 21:02:24 ID:nzVp3TOr0
>>425
ちょっと水不足の地域に行ってみてくれ429 :本当にあった怖い名無し:2009/04/01(水) 00:07:27 ID:6jh+4d180
信じようと、信じまいと―
岩手に住むある男性が、家の中で携帯電話をどこへ置いたか忘れてしまった。
一階にある電話から携帯へとかけてみると、階段の踊り場にあった携帯電話が着信音を鳴らした。
男性は携帯電話を取った時に、気紛れで通話ボタンを押し、耳に押し当ててみた。
そこから聞こえる音は、自分の笑い声だった。
信じようと、信じまいと― 432 :本当にあった怖い名無し:2009/04/01(水) 15:09:00 ID:NES27Tjx0
信じようと、信じまいと―
18世紀初頭、メキシコの地に赴任してきたフランシスコ・ヒメーネス神父は現地人から奇妙な話を聞いた。
現地人の話によるとメキシコの奥深くには巨大な竜がいて、迷い込んだ人間を驚かすという。
面白がったヒメーネスは数人の仲間を連れてその場所に向かったが、あるのは巨大な岩だけで他には何もない。
その話を現地人にしたところ、彼はその場所には岩など存在しないと言ったという。
信じようと、信じまいと― 433 :本当にあった怖い名無し:2009/04/01(水) 15:17:07 ID:NES27Tjx0
信じようと信じまいと―
1872年11月4日にイタリアから出向したメアリー・セレナ号はその消息が途絶えていたが、
その丁度一ヵ月後に海上でデイ・グラチア号発見されたが、
不思議なことに中には誰もおらず、争った形跡も遭難していた痕跡も見当たらず、
入れたばかりのコーヒや食事が残ったまま乗員だけが忽然と消えていたという。
信じようと信じまいと― 435 :本当にあった怖い名無し:2009/04/01(水) 15:26:47 ID:NES27Tjx0
信じようと信じまいと―
上記のメアリー号だが別の逸話も存在するのはあまり知られていない。
発見されたメアリー号は船全体が嵐に被われたように水浸しで、船体は酷く歪み、至る所に争いの跡があったという。
デイ・グラチア号の船長はメアリー号を発見した時、首を傾げた。
同じ航路を辿ってきたグラチア号は船舶を水浸しにするほどの嵐など一度も見かけなかったからだ。
信じようと信じまいと―
440 :本当にあった怖い名無し:2009/04/02(木) 00:18:36 ID:upvgdiYm0
信じようと、信じまいと―
ユタ州のラスキー夫妻が庭でバーベキューをしていると、隣の家の男に「こんばんは」と声を掛けられた。
彼が家に戻った後で、夫妻は顔を見合わせて笑った。「おかしな奴だな。まだ昼前だと言うのに」
ラスキー氏が夕食を終えて庭に出ると、隣の男が出かけるところだった。氏が「こんばんは」と声を掛けると、
男は不思議そうな顔をした。「おかしな奴だな。まだ昼前だと言うのに」とでも言いたげに。
信じようと、信じまいと― 444 :本当にあった怖い名無し:2009/04/02(木) 00:29:43 ID:upvgdiYm0
信じようと、信じまいと―
「無口で、冷たい人」ルカ・ステイツマンは友人たちに、自分の婚約者についてそう説明していた。
だから彼女たちが実際にルカのフィアンセに会った時には、彼がお喋りで明るい、義理堅い人物であることに
一様に驚き、ルカに訊ねた。「二人っきりの時は、冷たくなるの?」ルカは首を振った。
「ううん、もうすぐ冷たくなるの」彼女の婚約者が交通事故で死んだのは、その翌日のことだった。
信じようと、信じまいと― 450 :本当にあった怖い名無し:2009/04/02(木) 21:54:52 ID:upvgdiYm0
信じようと、信じまいと―
正倉院には、奇妙な装飾が施された人間の頭蓋骨が保管されている。聖武帝の治世に
新羅より伝来したとされ、後頭部に彫られた不思議な文様に帝も大いに心惹かれたと
言われているこの髑髏、宮内庁は現在、「贋作の疑い有り」として封印している。
髑髏に彫られていたのが、ユーラシア大陸を中心とした精緻な世界地図だと解ったためだ。
信じようと、信じまいと― 454 :本当にあった怖い名無し:2009/04/02(木) 22:02:31 ID:upvgdiYm0
信じようと、信じまいと―
ニューヨークのミラノというレストランには、いつもふらりと現れては
客たちに聞いたこともないような不思議な話を語って聞かせる名物男がいた。
彼が姿を見せなくなってから、常連たちはその愉快な友人について語り合った。
だが彼らはみな、男の話の内容どころか、その顔すら思い出せなかったという。
信じようと、信じまいと― 466 :本当にあった怖い名無し:2009/04/04(土) 11:06:09 ID:XFbb26qn0
信じようと、信じまいとー
1948年2月オランダ商船メダン号からSOS信号が発せられた。「乗組員が次々死んでいく、次は自分・・」で
信号は途切れた。救助隊がメダン号に乗り込んだところ、そこは遺体置き場の様相を呈していた。
どの死体の顔にもひどい恐怖の色がうかんでおり、飼い犬までもが牙をむき泡を吹いて死んでいた。
詳しい調査のため港に曳航しようとしたが火災を起こし、多くの謎とともに海中深く沈んでしまった。
信じようと、信じまいとー 471 :本当にあった怖い名無し:2009/04/05(日) 01:20:57 ID:rUhz8G1j0
信じようと、信じまいと―
1963年8月、チリのタクナから西に約5kmの場所に直径約100mの大穴が出現したという記録ノートがある。
記録ノートは大穴の場所らしき所に落ちていた。ノートの文章と拾得者の筆記体は同一だが1873年には、まだ生まれていないという。
ノートには、夜に大穴の底を覗くと無数の光がちらちらと輝いてた。という観察や考察の文章、それと一枚のスケッチが描かれていた。
大穴の底を描いたらしきスケッチには、大小の生々しい無数の目玉がこちらを見つめるように書かれていたという。
信じようと、信じまいと― 479 :本当にあった怖い名無し:2009/04/05(日) 23:29:40 ID:WRJvRgP40
信じようと、信じまいとー
1956年春のある晩、19才の息子ハリーが真夜中になっても帰宅せず母親は不安な気持ちで
ベッドに入った。 そして夢を見た。 息子がかすかに助けを呼んでいる夢だ。 朝の四時に母親は
息子を探しに出かけた。 田舎道をあてどもなく何マイルも車で行き来し、ある橋でスリップ跡を見つけた。
落ちた車に息子が閉じ込められていたのだ。 ハリーは母親が助けに来ることはわかっていたという。
信じようと、信じまいとー 491 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 20:11:23 ID:mYts//9i0
信じようと信じまいとー
1950年。アイオワの農夫カーネギーは人の良い飲んだくれだったが、飲み過ぎると時折「入電だ!」と口走り、
ユニークな『未来のニュース』を語ったという。ニュースの日付は半世紀以上も先だったから確かめようもなく、仲間たちは
NYのビルに飛行機が突っ込むだの、黒人の大統領が生まれるだのという荒唐無稽なホラ話を楽しんでいた。
彼は60年に酒場で心臓発作を起こして死んだが、死の間際に友人たちは彼が「2015年以降、入電無し!」と叫ぶのを聞いたという。 492 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 20:12:29 ID:mYts//9i0
弁護士のケン・オコナーはある日の帰り道、白い服の老人に「オコナーさんのお宅はどちらかな?」と呼び止められた。
彼は自分がオコナーだと名乗り老人を自宅に案内した。家に着くと、いつの間にか老人は消えていた。翌日、ケンは
サッカーくじで1000ドル儲けた。「あれは福の神だったに違いない」その次の週にも、ケンは見知らぬ老人に家を訊ねられた。
ケンは嬉々としてまた老人を案内した。翌朝、彼はベッドで冷たくなっていた。前夜の老人は、黒い服を着ていた。 530 :本当にあった怖い名無し:2009/04/18(土) 10:03:26 ID:lT9SQyZ90
信じようと、信じまいと─
冬眠の途中で起きたらしい大きな熊が、川で死んでいるのが発見された。
検死をした獣医は「溺死」と結論付け、立会いの警察官を驚かせた。
熊の両足首には強い力でつけられた「圧迫跡」があり、持ち上げられた形跡が残されていた。
つまり誰かが熊を逆さまに吊るし、頭を水の中に浸けて溺死させたというのである。
信じようと、信じまいと─ 532 :本当にあった怖い名無し:2009/04/18(土) 13:10:08 ID:aVcxhOBL0
信じようと、信じまいと─
石川県のある山に入った女性は、蔦や苔に覆われた寺院へ迷い込んだ。
その寺院は石でできており、未だ誰かが使っているとしか思うほどに綺麗だったという。
女性が中に入ったとき、そこに配置してあるもの全てが自分の部屋にあるものということに気がついた。
気味が悪くなり家に帰ると、部屋の床に、彼女の歩いた通りに泥の跡が残っていた。
信じようと、信じまいと─ 533 :本当にあった怖い名無し:2009/04/18(土) 16:13:17 ID:O3ivq0ai0
信じようと、信じまいと―
1969年、イギリスのチャールズ・プールトン氏は驚くべき光景を目の当たりにした。
自家用飛行機でヨークシャー州上空を飛行中、一面の霧の中から空中に浮かぶ巨岩が現れたのだ。
巨岩の頂上には灯台が建ち、辺りを照らし出していたという。
プールトン氏は「忘れもしない。まるでマグリットの絵画のようだった」と語っている。
信じようと、信じまいと─ 540 :本当にあった怖い名無し:2009/04/20(月) 00:15:31 ID:37lmBvHi0
信じようと、信じまいと─
ある男が、20年前に庭に埋めたタイムカプセルを掘り出した。
腐食しきった缶を開くと、一番上の開かれていたノートに大きく「そこ から はなれ ろ」とだけ書かれていた。
男が何となくその場から一歩横に移動した直後、屋根瓦が男の居た場所目掛けて降ってきた。
男は仰天し、慌てて屋根瓦を取り除いてみると、そこにはボロボロになったノートだけが残されていたという。
信じようと、信じまいと─ 541 :本当にあった怖い名無し:2009/04/20(月) 00:22:27 ID:37lmBvHi0
信じようと、信じまいと─
過去のノートに命を救われた男は、そのボロボロのノートを大事にしていた。
普段そのノートには何も書かれていないのだが、ごくごくまれにどこかのページに言葉が書き込まれていることがあるという。
それは「げんかん に いけ」だとか「あし を ど けろ」などといった単調な文であるらしい。
その通りに行動した結果、男は何度も命を救われたという。 542 :本当にあった怖い名無し:2009/04/20(月) 00:25:47 ID:37lmBvHi0
信じようと、信じまいと─
ある日、男はそのノートを眺めていた。
そして、最後のページに、「てを はな せ」と書いてあるのを見つけた。
その通りにノートから手を放してみると、床に落ちたノートは瞬く間に燃えて灰になってしまった。
男はその灰を、今でも大事に持っている。
信じようと、信じまいと─