12 :本当にあった怖い名無し :2009/03/15(日) 21:01:45 ID:E7vzctzh0
伊豆のとある旅館に私と大学の友達で泊まって、夜電気を消して寝ようとしていると
障子に大きく女性の腰がくびれるタイプのドレスのようなシルエットがクルクル回って見えたとき
どうやら、外の街頭近くの木の葉っぱが写りこんでそう見えてるんだと分かったわけです。
幽霊の正体見たり枯れ尾花という気分でぼーっと眺めていたわけですが
ちょっと気になって、障子を開けてみたら、街頭なんて無かったんです。外はまっくら
もっかいしめたら、やっぱりドレスの女性がクルクル回ってるように見えます。
活発に動きすぎてあまり怖くはありません。
あれ?そういえば同じような怪談聞いたことがあるような。と
そしたら怖くなって、あの怪談、結末はどんな感じだったのだろうと。
隣で寝ている友達は怖い系はまったく駄目なので騒ぎを大きくしないために黙っていよう
でも、もういてもたってもいられなくなって、フロントへ相談に行こうと起き上がった瞬間、消えました。
後日一緒に行った友達にこの事を話したら、「もしその場で私に言ってたら、(私)を刺したかも」とか言われてほんのりしました。
51 :本当にあった怖い名無し :2009/03/16(月) 15:44:49 ID:OZlAThVU0
この間会社の上司が夜、夫婦でウォーキングしてたら
ある低い石垣の上に座ってる俺を見つけたそうで
「おい何やってんだ?」と笑顔で話しかけても、俺は不思議な顔してたらしい
「大丈夫?どうかしたのか?」と聞いても困った顔してるだけ
「都合が悪いのかな?」と思って家に帰ったらしい
翌朝会社で「昨日どうしたんだ?」 とか 「なんかあったのか?」と聞かれて
何のことか解らず、「何の話?」って聞いたら、経緯を教えてくれた
俺はその時間家にいたし、その場所すら行ったことがない
同じ会社の人が至近距離で見ても、俺に間違うほど似てる人間が近くにいる
そしてよく考えたら昔 行き着けのライブハウスのマスターに
「こないだ連れてたの女の子は誰?」 と聞かれたことがあった
マスターの勘違いだと思ってたけど、もう一人俺がいるかも
56 :本当にあった怖い名無し :2009/03/16(月) 23:26:01 ID:mnQgJiC3O
学校から帰宅して、テレビ見てたら祖母から電話がかかってきた。内容は、隣家に住んでる祖母の叔母(おんば)がいなくなったから捜すの手伝えとのこと。(親戚一同呼ばれた。)
それから両親が急いで捜しに行った。残念ながら自分は留守番。
おんばは鶏飼ってて、卵売り歩いたり、山菜採りに山に入ったりする人だった。
ただ、ちょっとボケてたからどっかで迷ってんのかなと思ってた。
夜8時頃、心配になって母に電話。
『まだ見つからない。9時になったら警察に連絡入れようと思う。』
秋口だったから凍死の心配はないが、もし事件に巻き込まれてたら…と嫌な考えが浮かんだ。
9:30に母からおんばが見つかったと電話が入った。ホッとして両親の帰宅を待った。
しばらくして両親が帰宅。『おんば大丈夫なの?』『警察呼んだの?』『どこにいたの?』と質問責め。
父は仕事終わってすぐ捜索に駆り出されたため、かなり疲れていたらしくスルーされたが、母が答えてくれた。
・怪我はないが、一応病院に運んだ。
・警察呼ぼうとした時に山の斜面に倒れているのを父が発見。
倒れていたが、呼びかけたら起きたらしい。おんばを一度家に運び、何があったのか聞いた。
『山菜採りしてたら、足が滑ってバランス崩して落ちた。』
一同、事件じゃなくて良かったと胸をなで下ろしそれぞれ帰宅。
母も帰宅しようと支度してると、おんばに手招きされた。具合でも悪くなったのかと思って近づいたら、小声で『本当は死んじゃうはずだった。』ととんでもない事を言われた。
バランス崩して落ちたのは本当だけど、本来なら助からない場所。
『ああ、もうダメだ。死んじゃうと思ったらね、上から長い白い手に腕を掴まれて助けられたんだよ。』
母は幽霊なんか信じてないが気味悪いと言って話し終わった。
57 :
56 :2009/03/16(月) 23:26:53 ID:mnQgJiC3O
>>56続き
これだけなら、良い話だと思う。助けてくれるなんて優しい幽霊もいたもんだと。
今日、97歳でおんばが亡くなった。死因は老衰。
線香上げて帰ってきて、母に『あの時は助かって良かったね。白い手だっけ?守護霊かなんかだったのかな……。』と何気なく言ってみた。
『は?あんた何言ってんの?おんばは白い手に下まで引きずり込まれそうになったんだよ?それに、白い手が助けたなんて一言も言ってない。』
お互いに食い違い、気まずい雰囲気になったのですぐ話題を変えた。
どっちの話が本当なのか、実際体験した本人が亡くなってしまったので確かめようがない。
因みに、母はボケや精神疾患はない。
もし、助けたんじゃなかったらと思うとゾッとする。
91 :
ゆう :2009/03/18(水) 19:22:26 ID:CQNffjS+O
二年くらい前の仕事帰りにいつもの道を運転中、急に左にハンドルをとられた…
ふと左を見たらガードレールが凹んでて
その時は、あれ?ここ こんな凹みあったっけ?って思ってた
次の日そこを通ると花が供えられててビックリしました
120 :本当にあった怖い名無し :2009/03/21(土) 01:21:46 ID:7KTkcrsz0
新居に引っ越して押入れに荷物を入れたとき、押入れの上の方に
小さな小枝のようなオモチャが貼り付けてあるのに気付いた。
軽い気持ちで引っ張ったら、小枝に画鋲が貼り付けてあるだけのものだったので
何も思わずにポイッとゴミ箱に捨ててしまった。
そしてその日の夜、夜中にタタタタタッと小走りで誰かが走っていき
押入れをスーッと開ける音がした。
寝ぼけているのかと思っていると、また、タタタタタッと小走りの音が聞こえ
スーッと押入れを開ける音がする。
足音は軽くて小さい子供か体重の軽い女性のような感じだった。
これが朝まで延々と続いた。
翌朝、和室にいくと押入れのドアが10センチほど開いていた。
押入れの奥をよくみると、木と同じ色の茶封筒が両面テープで貼り付けられていた。
それをはがして中を見ると、髪の毛が大量にはいっていた。
しかも、キレイに切りそろえた感じじゃなく、バラバラの長さのもの。
良くわからないけど怖かったので、近くのお寺へいって事情を話し預かってもらい
家に帰ってゴミ箱から小枝と押しピンを探し出してもう一度元のところに貼り付けた。
その日の夜は足音も押入れを開ける音もしなかった。
ただ、押入れの前に髪の長い女が座っているのがたまに見えるようになった。
あの髪、事情を話して取り戻してきたほうが良いんだろうか?
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