137 :本当にあった怖い名無し:2009/03/06(金) 00:48:25 ID:3yAiinYz0
そういや私も昔指毛つか腕毛もっさりのごっつい左手に会ったことがある。
電気つけッパでうつ伏せで左向いて寝てて、ふと目を開けたら視界に左手が。
私に被さる形で手をついてる感じだったけど、本体の気配がなかった。
あ-とうとう見ちゃったよ-、疲れてるんだな-って思ってそのまま寝ちゃった。
朝起きた時電気消えてたから、つけッパで寝たのも左手見たのも疲れのせいにしてた。
今思えば消しててくれてたんかな~w
それきり会ってない。今お礼言おう。ありがとね。
良かったらまた来て。あの時と違って今は猫いるけどw
140 :本当にあった怖い名無し:2009/03/06(金) 21:17:45 ID:N3m8PLHz0
昨日の夜の話。笑えないかもしれないけど、友達が笑ってくれたので。
何かが肩辺りをさすったように感じたので、ふと目がさめた。
怖いのが苦手なのでさすったような感覚は気のせいということに。
枕元においてあった携帯で時間を確認すると、まだ1時53分。
「なんだよもう…」と思ったのと同時に、次は足元を何かがさすった。
身体が強張って、心臓がバクバクいいだし、頭の中はパニック。
幽霊?幽霊?起きてたらやばいんじゃないか!?寝てるフリしなきゃ!
とっさにそう考えて、寝息をスースーと言わせて寝てるフリをした。
私、気づいてませんよー脅かしても寝てるから意味無いですよーアピール。
すると、次にさすられたのはおなかだった。
胸じゃなくておなか!?え、何フェチよ!!と、完全に頭は混乱して正常に考えられていない。
しかしなぜかその時、私の脳内である一つの式が導き出された。
胸とおなかを間違えたのでは?=それだけ腹がでかい?
「って誰がデブやねん!!」
思わず叫んだ瞬間、さすったような感覚はなくなりました。
今日、友達にその話をすると爆笑したのち、
「幽霊にツッコミをいれて除霊する」という商売をしたらいいとアドバイスをもらいました。
145 :本当にあった怖い名無し:2009/03/07(土) 13:59:44 ID:qsl3LI0HO
928:::: 03/07 12:33 BmMe/Vt90 [sage]
そんなことよりさあ、
めったに乗らない電車で女子高生の一群と遭遇。
女学生「めっちゃ怖い話し聞いた」
その他「何?」
女学生「一人暮らしのうちのおばあちゃんに電話がかかてってきて
出てみたら『お母さん?俺やけど・・・・』って言って
おばあちゃんが『ヨシカズか?』って聞いたら『うん』って・・・
・・・・でもな・・・・ヨシカズおじさんって去年、交通事故で死んでるねん」
その他「えぇ~!!怖いーーー!!!それで?」
女学生「『・・・俺、事故起こして・・・・』って言うから、おばあちゃん泣いてしもて
『もう、事故の事は気にせんでいいから、成仏して・・・・』言ったんやて」
その他「うっわー、怖い~」
「せつないーーー」
「ほんまにあるんやなぁー、そんな話」
231 :本当にあった怖い名無し:2009/03/11(水) 21:00:30 ID:5yylDmC20
オレも文才ない気がするけど投下。
中学の時、母方のじいちゃん(78)が脳いっ血で倒れたので、家族揃って田舎へ。
まだまだ元気で新聞配達をやっていたじいちゃんは朝、家の前でバイクごと倒れていたのだそうだ。
田舎の家はいわゆる茅葺きの古い農家の家。
奥の部屋に寝かされていたじいちゃんは、親戚一同勢揃いした中、なんか普通にのんきに大イビキで寝てるだけに見えた。イビキは脳いっ血特有のものらしいね。
今夜が峠でしょうとの事だったけど、翌朝もじいちゃんは高イビキで、ひたすら眠っているだけ。
本当にもう死んじゃうんだろうか。
ばあちゃんも久しぶりに親戚が集まったもんだから、ちょっとはしゃぎ気味だったから。
年の近い従兄弟がいないので一人子供のオレは何もすることも無く、ただぼんやり時間を過ごしていた。
オレはじいちゃんちょっと苦手だった。
頑固だし、無口だし、面倒くさがりで、いつも機嫌が悪そうに見えてたから。
唯一好きだったのは、じいちゃんが重曹で作るほろ苦い蒸しパン。
奨学生のころ夏休みに遊びに来ると必ず作ってくれた。
じいちゃんなりの愛情表現だったんだろうな、ああもうじいちゃんの蒸しパン食えないんだなと思ったら胸が詰まった。
その晩も大人たちは夜遅くまで起きていて、ぼそぼそ話しあってる声を子守唄に寝てしまった。
うとうとしかけたかなと言う時、母ちゃんに起こされた。
「じいちゃん逝っちゃったよ」
白々と外が明るい。もう朝になってた。何時だろ。そういえばこの家には時計が無い。
じいちゃんはちょっと口を開けたまま、もうイビキはかいて無かった。
でもやっぱり、ただ静かに寝ているだけに見えた。
ふとけたたましく目覚まし時計が鳴り響く。一同ビクッとする。
232 :231:2009/03/11(水) 21:01:31 ID:5yylDmC20
続き
そしていつまでも鳴り止まない。止めたくても目覚まし時計がどこにあるか誰も知らないんだよ。
みんなで探すんだけど、なかなか見つからない。
母ちゃんが積み上げた座ぶとんの間に挟まっているのをやっとみつけて止めた。
ふと誰かが、オジサンだったかな「あれ?そう言えば昨日の朝は鳴らなかったよな?」って言ったんだ。
みんな???状態。つか、いわゆる普通のアナログ目覚まし時計、スイッチ切らなきゃセットした時間12時間毎に鳴るタイプのやつ。だから朝だけじゃなくて夜にも鳴っちゃうはずなのに、
夕べも誰も聞いて無いんだよね、目覚ましの音。
なんでだ?なんでだ?みんな首をかしげるばかりでさ。
そしたらばあちゃんがぼそっと、
「じいさんもう起きるの面倒くさくて目覚まし止めてたんでねえか」
何となくそれでみんな納得w
しなくても生活に困る訳じゃ無いのに、新聞配達なんかはじめちゃって、
面倒くさくなって来てても、意地っ張りで弱音吐けなかったんだなとばあちゃん後で言ってたw
死にかけの身で魂飛ばして目覚まし止める方がよっぽど面倒くさいじゃんよw
243 :本当にあった怖い名無し:2009/03/12(木) 00:15:37 ID:w4jZSCn00 ?2BP(0)
14 名前: 扇子(愛知県)[] 投稿日:2007/11/03(土) 01:35:45 ID:y4dlXooG0
さっき風呂入ろうと思ったら幽霊が先に入ってた
ずっと見てたらきまずそうに出てった
244 :本当にあった怖い名無し:2009/03/12(木) 00:39:45 ID:bEkSEO7L0
幽霊が風呂に入る時って、服は脱ぐんだよね?
脱いだ服はどうなるの?
幽霊の手を離れた途端に消えるのか。
風呂から上がった幽霊がもう一度着るまで
ずっとそこにあるんだろうか。
245 :本当にあった怖い名無し:2009/03/12(木) 00:49:01 ID:+RP55TNbO
幽霊が残した着物の切れ端とかなかったっけ
実体化する事があるのかね
246 :本当にあった怖い名無し:2009/03/12(木) 00:51:27 ID:Qd61zy8r0
服よりも、その幽霊が男だったか女だったかの方が重要だとは思わんかね?
247 :本当にあった怖い名無し:2009/03/12(木) 01:51:44 ID:Y14Ibw0xQ
>248
我輩は助平である…怖い名無しである。
こう言いたい訳ですね解ります。
254 :本当にあった怖い名無し:2009/03/12(木) 19:40:11 ID:lyiqqJwI0
こんなスレあったのか
去年の初夏の頃の話です。
サバゲチームの集会で、午後六時ごろ、いつもの山に集まった。
初夏のころの妙な日の長さと、休日時間を取れない成人メンバーのゲームだったんだが、7人が集まったんだ。
で、街灯のある山の中の公園で市街戦風にハンドガンのみで遊んでいた。
8時を過ぎ、そろそろやめるかという話になり、下の駐車場の3人に声をかけるために山道を戻った。
すると途中の藪に…なんか人の気配がするような…
おまけに山の中に似つかわしくないブブブという低い音も聞こえる。
なんだと他のメンバーも集まると、突然藪の奥のほうに向け、白い人影らしきものが走り出した!
「やべ、一般人いたんじゃね?下の連中に知らせないと」
「つうかなんで藪の中?」
「上のため池、自殺の名所という話があったよな」
「じゃあ自殺志願者かも」
「おいおい、止めるべきだろ」
みたいな流れになり、我々はその人影に向けて
「自殺はだめですよ~」などと言いながら追っかけた。
255 :本当にあった怖い名無し:2009/03/12(木) 19:47:33 ID:lyiqqJwI0
254続き
とりあえず下の連中にトランシーバーで一般人か自殺志願者らしいのがいたと連絡を入れ、
駐車場の方とそばのあずま屋(見晴らしがいい)を見張ってもらうことにし、
山側の連中は2名ずつに分かれ、
一方はこのまま藪の中へ追跡(俺含む)、
一方は自殺の名所といわれるため池のそばの公衆便所方向へ山道を進むということにした。
月明かりの中、藪をこいでいくと30mくらい先に確かに人影が走っていく姿を確認し、
「自殺はだめですよ~」とか言いながら必死こいで追いかけたが、全然追いつけねぇの。
人影を見失って、声をもう一人と掛け合いながら、20m幅をとってサーチし始めた。
するとトランシーバーから連絡が
256 :本当にあった怖い名無し:2009/03/12(木) 19:54:58 ID:lyiqqJwI0
254続き2
「便所で脱いだ服一式発見!やっぱ自殺志願者じゃね?」という内容だった。
気が動転していた俺らは、脱いだ靴でも見つかったかと、本気で焦り入って
「まだやり直せますよ、出てきてください」とか、山の中で大声出していた。
すると竹藪の裏の方をザザザとすごい勢いで、何かが動いたようだった。
みるとずいぶん先を、すごい勢いで走る人影があった。
そっちへ走ろうとしたが、向こうはすごい必死な勢いなのか、全然追いつけなかった。
また人影を見失い、ちょっと時間がしたら…駐車場の方から
「うわぁああああっ」「キモッ」という悲鳴が。
257 :本当にあった怖い名無し:2009/03/12(木) 20:04:54 ID:lyiqqJwI0
254続き3
あわてて駐車場へ向かおうとした。
駐車場にショートカットしようとすると、ちょうど一台の車が出て行ったようだった。
見張っていた連中二人がが蒼い顔をして、あずま屋のやつは狂ったように大笑いしていた。
「今の車何?つうか何があったのや?」と聞くと、二人はほとんど同時に
A「セーラー服…」
B「おっさん…」
何か恐ろしいものを見たのか、要領を得ない答えが…おまけにもう一人はそれでさらに笑いだすし…
そこにトランシーバーで便所版から連絡が、
「便所で服のほか…汚れたスク水がとかパンティとか出てきたんだけど…」
我々はその夜、自殺志願者を思いとどまらせたのか、
はかなき思いの霊を追いかけていたと信じたい。
たとえ幾つかの物証、スク水とか、駐車場でその後に見つかった動いたままのヴァ○ブがあってもだ…
マジで山道心配して走ったんだぞ…
免許証が見つかったが、見なかったことにして、ズボンに戻しておいたよ…○本さん…
ごめん、霊体験じゃなかったな、これ…
258 :本当にあった怖い名無し:2009/03/12(木) 20:26:53 ID:Qd61zy8r0
霊を見たってことにしといてやれ
もしくは霊に取り憑かれての奇行だったのだと
273 :本当にあった怖い名無し:2009/03/13(金) 22:35:46 ID:dt/ef4up0 ?2BP(0)
洒落怖まとめサイトで見つけたんだが、笑えたので転載
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366 名前: 本当にあった怖い名無し ? Mail: sage 投稿日: 2007/03/27(火) 12:05:38 ID: vAVvpjOj0
オレの友達のKの話。自称見える人。
オレ自信は幽霊の存在は否定も肯定も出来ない立場。
幽霊なんか見た事ないけど、そんな事言ったらオレがまだ実物を
見た事ない物なんてこの世にいっぱいあるし。
だから友達の話す霊体験・目撃談についてはウソだともホントだとも
思わなかったけど、妙に初対面の人の過去やら未来の出来事を言い当てたりする
奴だった事は確か。それが霊感なのか別の能力なのか、はたまた偶然なのかオレには分からん。
そんなKが一人暮らしを始めた。5階建てのワンルームマンションの一室。
武士の霊が出るらしい。夜中にガシャガシャ鎧の音がして目を覚ますと、鬼の形相の武士が
玄関の扉のやや上方(なぜかそこには在るはずのないお札が貼ってある)を弓で射る。
朝になって確かめると、弓矢は勿論 お札もない。そんな事が毎晩続いて、流石にウザくなってきたらしい。
元来Kは怖がりなので、今までは霊に遭遇しても極力無視の方向で済ませてきたのだが
自分の住む場所に出るという状況になったら話しは違う。腹を括って武士と対話する決意をした。
ペプシコーラと たけのこの里を二人分用意して、武士が出現するのを待ち構えた。
「普通そういうのって日本酒とかお団子とかの方が良いんじゃないの?」って聞いてみたら
本人曰く、「昔の人が食べた事ない物のほうが物珍しくて喜ぶかもしれないし…」という根拠との事。
まあそれで交渉というかKの希望を伝えたらしい。
怖いから弓を射るのはKが不在の時だけにして欲しい事、やって欲しい事があれば出来る範囲で協力する
事等を訴えた。武士は特に分かったとも嫌だとも言わなかったらしいけど、翌晩からは出てこなくなった。
274 :本当にあった怖い名無し:2009/03/13(金) 22:36:56 ID:dt/ef4up0 ?2BP(0)
367 名前: 本当にあった怖い名無し ? Mail: sage 投稿日: 2007/03/27(火) 12:06:13 ID: vAVvpjOj0
今まで避けていた霊とコミュニケーションが取れた事に嬉しくなったK。
ちょくちょく 「食べていいよ」の置手紙と共にお供え物(ピザやらポテチ等)を
するようになった。ネットの使い方も教えたらしい。
教えたと言うか中空に向かってやり方を説明しながらエロサイト巡りしたり
Googleで適当に検索してみたり、というだけの事らしいけど。
お供え物とネットに関してはオレも体験した。
お供え物を置いてKと一緒に外出。何時間か後に帰宅すると、ポテチが減ってる。
外出前に確認したブラウザの履歴(エロ系ではなく何故か動物関連のサイト)が増えてる。
(これに関しては協力者がいれば再現出来る事だけど、真実は不明)
最近はKも図々しくなって、お供え物の置手紙にお願いを書くようになった。
「液晶テレビが欲しい」と書いて懸賞応募。アクオス当てやがった。
「○○ちゃんと仲良くなりたい」と書けば、○○ちゃんは彼氏と別れてKといい感じに。
(テレビも○○ちゃんも偶然かもしれんけど、これでオレもちょっと信じかけてる)
夏になったらサマージャンボお願いする気らしい。武士からメッセージとかお告げみたいな
ものはないらしいので、競馬やロトなんかは断念。
もし宝くじ当てやがったらオレも霊の存在を完全に信じてしまうと思う。
けど、いつかKにはバチがあたるような気がする。
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武士が何のサイトを見ていたかが激しく気になるw
303 :本当にあった怖い名無し:2009/03/17(火) 20:02:52 ID:hGX0c3xO0
ちょっと本で読んだ話なんだが…
その部屋に引っ越して早々なんだけどそいつは若かったので片付けもそこそこにシコり始めた
時間もいい時間だったのだろう
若い女の幽霊が出たそうだ
しかしそいつはシコってる途中
若い女の幽霊は
『フケツ!』
と言うと消えてしまったそうな…
死んでも女と男は理解しあえないもんなんだな…
304 :本当にあった怖い名無し:2009/03/17(火) 21:25:57 ID:0P/TJYhA0
幽霊も若い男ということで、ちょっと期待してたんだろ。
んで俺の体験。
何年か前に山道の測量に行くことになった。
ついた山村は過疎っておるものの、ジジババは豊作で、
役所に行くと山中で知らない人に呼ばれても返事はするなと言われた。
なんじゃそりゃと思いつつ、相棒と車で登れるところまで上り、
山を切り開いた狭い山道、というか県境まで行く獣道レベルを測量すべく作業を開始した。
とくに怪異も無く、帰り足に役所前に行くとなんかジジどもがもめてた。
山の中で異変はなかったかと聞かれので、
「何もなかった、どうしたんすか?」
ときくと「なんでもない」の一点張りだった。
で一日内業をはさんで、今日は山道の中心線を設置するぞぅウェーッハッハッハッと村に行くと異変が。
305 :本当にあった怖い名無し:2009/03/17(火) 21:33:00 ID:0P/TJYhA0
家の玄関前に竹かごみたいなのが釣ってあり、
中に柿とか入っている。あと枝にサンマ?が刺さっとった。
しかも結構畑とかには人がいるのにだぁれもおらん。
役場に行くと、いつものおっさんほか一人だけ。
なんか珍しいお祭りですかと聞くと、実はと話し始めた。
むかし、俺らが測量中の山の向いは姥捨て山で、道がない。
そこにジジババを捨てていた時期があたんだが、
ある時、村の乱暴者を騙して酒を飲ませ、足を折った上で捨てたんだと。
その男は若かったせいもあり、でかい声で
必ず村に帰って仕返ししてやる!お前ら全員殺してやる!
と叫んでいたそうだ。
で、それから周囲の山の中で異変が起き始めたそうだ。
306 :本当にあった怖い名無し:2009/03/17(火) 21:37:15 ID:BerXCVFp0
しえんいる?
307 :本当にあった怖い名無し:2009/03/17(火) 21:39:29 ID:Nekb+HMQ0
枝に刺さってたのはたぶんイワシだな
魔除けになるっていうし
308 :本当にあった怖い名無し:2009/03/17(火) 21:44:24 ID:0P/TJYhA0
山の中で呼ばれ、返事をしたりすると、その男が現れる。
その現れる位置がだんだん村に近づいてくるということだった。
伝承自体は戦後すぐ位までの言い伝えだったんだが、
そのために山中で呼ばれても返事をするなということだった。
で二日前の話に戻る。
地元の猟友会のジジらがキノコ採りの男スパイダーマッになるべく山中を歩いていると、
人が行けない崖上の方から
「おーーーーーいっおーーーーーーーーーーーーーい!!」
「ここだぁっここだぁっ!」
「早くしろ~ここだぁ!!」
「今そっちに行くぞ!動くなぁ!」
と絶叫が。
ジジどもらが伝承思い出してビビって山を降り、役場でその話をして
「でたでたでた」とかやっていると、
県道を通って来た通行人が役場に来て、
「県境の方、谷のあたりで誰かがここだぁって騒いでたんですけど、遭難者じゃありませんか?」
これで俺たちだけじゃない、山に捨てられたカツゾウがまた出たんだと大騒ぎになった。
すぐに村の住職が呼ばれ、カツゾウが飢えているだろうから、供えもんをしてなるべく外に出るなと。
でその間になんとか対策を練るからということになり、
昨日はその住職が山の方へ廻って「これは本物だろう、すごい怨念を感じる」という話になっているから、
測量作業はせずに山に入るなと、村役場から危険があるために作業が遅れていると電話を県庁に入れるという話だった。
帰り足、ちょっと見た御寺では、護摩壇なんかが用意されていた。
310 :本当にあった怖い名無し:2009/03/17(火) 21:52:13 ID:0P/TJYhA0
>>307
おーう、イワシ、それや、それ
で話の続き
俺たちはその様子を見て、すごい青くなった。
村から作業者で遠ざかりながら語ったものだ。
「すごいことに…なってますね…」
「……怪異なんだな……」
「間違いないですね…」
「ああ、間違いない…」
測量用の機械のトランシットというのがあるんだが、
あれで角度と距離が測れるんだ、レーザー飛ばしてな。
レーザーを小さいミラーで反射させて測るんだが、
ミラーが小さい上に黒いから、藪とか森とか入ると見えずらい、
おまけに木とかかかるともう見えないんだ。
それでミラーもった方は、山とかで測量するときに、
「ここだぁ!ここだぁ!早く見つけろっこの!!」
とか絶叫するんだ、声のした方へトランシット向ければ見つけやすいから…
そう、村で言ってたカツゾウの声って、100%俺だ…
言い出すにも村の様子でビビって言い出せなかった、
みな本気で信じている様子だった、ジジババども。
しかし住職…あんたぁ…
ちなみにその山道はカツゾウが見つけるといかんということで、廃路線されたワー
354 :本当にあった怖い名無し:2009/03/20(金) 12:41:37 ID:8E066v250
んじゃ、投下します。
芝居をやっているんだが、池袋にある、とある劇場に出た時のこと。
芝居の中のワンシーンが終わり、暗転(舞台上の照明が全部消えて真っ暗になることね)の中、十数人の出演者が袖に引っ込むんだが……。
出入り口が6つあって、うち一つは次のシーンの出演者が飛び出してくるから、使っちゃいけないことになってたのね。
なのにそっちへ行こうとした奴がいたから、びっくりして、ガシッってそいつを止めたの。
妙にグニャリとした感触で、男のくせに柔らかいなって思った。
そいつもびっくりした顔でこっちを見てきたから、小声で「そっち行っちゃダメだろ」って言ったら、「すみません」って。
んでそいつを一番近い袖に押しやって、続いて俺も袖に入ったの。
すぐ後に入ったのに、そいつの姿はもうなくて、あれ?って思った。
よくよく考えたら、この芝居には出ていない着物姿だったし、暗転の中、あんなにはっきりと表情とか見えるわけがないんだよね。
たぶん俺は、たまたま通りかかった幽霊をガシッって止めたんだと思う。
本当に骨がないみたいな、ぐにゃっとした感触だった。
幽霊も謝るんだね。
355 :本当にあった怖い名無し:2009/03/20(金) 15:48:05 ID:NycEKIRW0
たぶん死んだ役者さんで一緒に舞台出てたんじゃ?
356 :本当にあった怖い名無し:2009/03/20(金) 15:51:59 ID:ppoQ5j1B0
劇場は多いらしいよ>幽霊
奈落、なんてものもあったりするし
人がたくさん集まる場所だしね