294 :
リアル漁師見習 :03/08/02 03:23
正直、漁船でどざえもんをたまに引き上げる事があるんですが、
海上保安庁に連絡するのがまず面倒だし、それだけで丸一日かかってしまいます。
それにどざえもんを海上保安庁の船にageるためには自分の船にいったん乗せなければなりません。
それが一番イヤなんです・・。知っての通り漁師はとても迷信たぐいのものを大事にします。
自分の愛船になんてだれもそんな縁起の悪い物ageたがりません・・・。
と、言う訳でこの前そのままスルーしちゃいましたw
この場を借りてお詫びする。
295 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/08/02 05:30
>>294 昔は水死体はエビス様と呼んで、豊漁を呼んでくれるから
漁師たちは丁重に扱って埋葬した。
なんてのを聞いた事があるんだけど、今ではやっぱりそういうことはないのか。
316 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/08/03 23:21
俺の友達に纏わる話を一つ.........
20年前かな?そう、ロス五輪の時、最終日のマラソンの時だったが俺の同級生の親父が漁に出て行方不明になった。
船は発見されたが人は見つからず、捜索も虚しく3日後に発見された。
水中で発見されたんだが、上げた時は目の部分にウニが貼り付いていた。眼球は無く、柔らかい部分は食い荒らされていた。
友達は後に語ったが、「あれ以来食えなくなったヨ。だって親父を食ってる気がしてさ......」
ウニの養殖に関った時に気がついたが、ウニってのは海草だけ食ってると美味しくなくなる。肉を食わせる事で美味しくなるんだそうだ。
だから時々、豚の脂身を入れて置く。豚の脂身を食うくらいだから人なんかたやすいよね。
海水浴シーズン真っ盛りです。みなさんも餌食にならないように気をつけて下さい。
360 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/09/05 01:06
海ではないんですけど、小学校の時に湖で怖い体験をしました。
近所の家族三組でキャンプへ行き、姉や近所の友達と
そこにある湖で一人1隻ずつボートに乗って遊んでました。
みんな離れてバラバラに漕いでたのですが、姉がキャーキャーわめきながら
私を呼ぶので、私は姉の方までいそいでボートを漕いで近づきました。
「船代わって!!!!」と言って慌てて私のボートへ乗り込んできたので、
私は姉のボートに移りました。
姉は遠く離れていきました。
壊れてるようでもないので、また普通に一人で漕いで遊んでたのですが、
ボートの木目が、よく見ると微妙に変わってきたのです。
モナリザのような長い髪の女性のようになり、あきらかに人の顔と
いう状態になりました。私もこれには大慌て。
半狂乱になって姉を呼び戻し、急いで姉のボートへ乗り移りました。
そしたら姉は「やっぱり見た?」って。
私は泣きながら「見たよ!こんなボートに変わらすな!!」と
姉に怒鳴りました。
そして父親の所まで行き、事情を説明して、父親と近所のおじさん達で
そのまま乗り捨てたボートを取りに行ってもらいました。
425 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/10/10 14:13
おいら海で夜釣りをよくするんだけど、釣果写真を撮るためカメラは
欠かせない、リリースするからだ、その日は東尋坊の近くの磯でウエーデング
(海の中に入って釣りする事ね)結構良い型のキジハタや黒鯛が釣れたんで
陸まで行って写真をパチパチ、使いかけのフイルムが残ったポケットと
いつものカメラ二台で撮影、出来上がった写真を見てちとビビッタ、ポケット
だけならまだしも、生活防水のポケットにも同じ物が写りこんでる、それは
磯から上え昇るようなオレンジ色の影、その日その時に撮った写真だけに
写りこんでました、それ以来そこには行ってません。
479 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/11/23 16:32
瀬戸内海の無人島でキャンプしたとき。
夜中に立ちションしてたら、月明かりの下で
老婆がじーっとこちらを見ていた。
背中がぞくぞくして、うわぁ帰ってください帰ってください
心の中で念仏を唱えながら帰ってくださいと繰り返した
老婆はぬーっと近づいて来てニヤっと笑い
「帰らないよ」と言った。
ギヤー っと叫んで無我夢中で砂浜を走る
老婆もぺたぺたと器用に砂浜を追いかけてくる
と、砂にあしをとられてすっ転んだ。
老婆「あんたら、ここでキャンプするなら島役場へ届けんさいや」
無人島の反対側には町があったとさ。
496 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/12/01 22:22
ヨットでは一度だけ焼津沖で2年ほど前水死体を
見つけたことがあってアマチュア無線で警察に
連絡してもらったんだけどえらい大変な目に
あった(事情聴取)んで先日もそれっぽいのが
あったんだけど見てみぬふり。
まだ新聞に載ってないからいいかぁ
498 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/12/02 10:23
>>496 恵比寿様(水死体)は財を呼ぶというのは、船乗りには常識だと
思ってたが、最近はそうでもないんだな。
「あとで拾いにくるから、そこにいろよ」というと、水死体は船
が帰ってくるまでそこに漂い続けるという。
508 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/12/16 16:47
高校の頃、部活の合宿で海に行った時の事、
自由時間に海でみんなで遊ぶ事になったんだけど
結構海が荒れていて、何かの遊びだったかは忘れたけど
もしもの時の為に縄に捕まって海に入る事になった
しかし、途中でカナリでかい波が来て
それを正面から受けた拍子に縄を離してしまった。
一応、泳げるハズだったが波の勢いに勝てずに苦しくなり
「もうダメだ…これで終わりか…」と
バカみたいに悟った気になりながら、意識が無くなりかけたその時、
誰かにイキナリ手を掴まれて引っ張られた。
そして、気が付くと縄をシッカリ手に握って居て
先生が縄を引っ張り、何とか浜まで戻る事が出来た。
飲んだ水を吐き終えて、誰が助けてくれたかと
一緒に遊んでた部員に聞いて見たが、誰も助けてないと…
527 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/01/06 20:04
海に関する怖い話しとしては既出かもしれんが、俺が小学生の時に体験した
話しをば一つ・・・
小学校中学年の時のことであんまり詳しい状況を覚えてないのだが、
当時、家族と旅行でフェリーに乗ったのよ。
夕暮れが迫る時間帯で俺は船の船尾の方で一人で海を見てたんだけど、(家族は
部屋みたいなところにいた)気が付くと薄暗くなり始めた海から
「お~い お~い」
と俺を呼ぶ声がする。
俺はふと呼ばれたほうを見ると、変なオッサンが海から首から上だけ出して
俺に一生懸命叫んでる。 しかも「お~い」ばっかりで他には何も言わない。
528 :
527 :04/01/06 20:11
続き・・・
俺は
「ミャ~!! ひ、人が溺れてる~よ!」
と思い、ダッシュで近くにいた船員さんに人が溺れていることを
伝えて一緒にもとの場所に戻ったがその時にはもうすでにその
オッサンはいなかった。
船員さんが詳しい状況を求めてきたので、ことの次第を詳しく話したら
「ああ・・ それは見なかったことにしたほうがいいよ・・
それに気にしなくていいから・・・」
とだけ言って去って行ってしまった。
529 :
527 :04/01/06 20:27
続き・・・
俺は
「人が溺れて死にそうになってるのにわけのワカランこと言って
見殺しにすんのかよ!!」
と憤りながら、もう一回オッサンを見た船尾のところに戻った。
「気のせいだったのかしら・・」と思ってたら、
「お~い お~い」
と俺を呼ぶ声がまたもや薄暗い海から聞こえてきた。
俺がもう一度海に目をやるとさっきのオッサンがまたもや海から首上だけ出して
俺に向かって呼びかけてる。
「ヤパーリ人が溺れてるジャン!!」
と思って、再び船員さんに知らせに行こうとした瞬間・・
530 :
527 :04/01/06 20:47
続き・・
呼びかけてるオッサンの隣にポコっともうひとつ別のオッサンの
顔が海から浮かび上がってきた。
その時にやっとその異常に気が付いた。
船は進んでいるのにそのオッサン達は船と同じ速度で船についてきている
じゃない!!
新たに浮かんできたオッサンも「お~い お~い」とだけ俺に向かって叫んできた。
そして、あれよあれよという間にオッサンは増え、全部で5つもの
別々のオッサンが俺に向かって「お~い お~い」の大合唱を始めた
のだ。
さすがに俺も尋常じゃないものを感じてすぐにその場を立ち去り
親に今あったことを夢中で話したのだが、家族だれ一人とて信じて
くれなかった・・・
しょせん人生そんなものなのかも。人間が信じられなくなりそうな
一瞬でございました。
オワリ
536 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/01/08 03:30
わたしの母の実家が香川県なのですが、わたしが子供の頃、その香川県で
体験した話です。
場所は津田の松原というところで、わたしは母のこぐ自転車の後ろに乗っていました。
右は海岸。左には港町の、うら寂しい家並みが見えていました。時刻は夕暮れ。
ふと、路地のはしに、お地蔵さんが見えたのですが、なんとその目が真っ赤にギラギラと
光っているのです。
わたしは怖くなり「お母さん、お地蔵さんの目が光ってるよ」と言ったのです。
すると母は自転車をこぎながら「それはね、海で死んだ人の霊が悪いことしないように
見張っているんだよ」と・・・。
何年か後に、母にそのことを話しましたが、母はそんなこと言った覚えはないの一点張りです。
母は幽霊などを極端に怖がる人なので「死んだ人の霊が・・」などというのは変という気がします。
今思うと、あの声は母の声ではなかったのかもしれません・・・。
560 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/01/10 13:29
今オヤジと離れて暮らしてるから、とりあえず覚えてるやつを書くね。
今度会った時にまた聞いておく。
よくあるパターンなんだけど、波間に頭だけ出ていて
「おーいおーい」っていう霊は結構頻繁に見たらしいよ。
太平洋のどまん中でさ。オヤジが当直に立った時とかも、
何度か見たって言っていたよ。いきなり「おーいおーい」だもの。
最初は慌てて「漂流者だ!」ってみんなを呼んだりしたらしいけれど。
古参のひとは航路のどこでそれが出現するか知ってるらしく、
「ああ、またか・・」って言うんだって。
当時の船は、レーダーとかも無かったのかな?いやあったのかも
しれないが精度がイマイチだったのかもしれない。そのせいか、
船首と船尾に立って、毎日交代で航路を見る「ワッチ」という当直が
あったらしい。そういう時に出るんだって。
太平洋の、激戦地の近くとかでよく見たって言ってた。
きっと戦時中の船が多く沈んでるのかな。
その「おーいおーい」を見た後は、船のみんなで
オニギリや酒、タバコなんかを海に投げ入れてやるんだって。
怖いって言うよりも、同じ船乗りとしてすごく悲しいんだって。
だから「日本に一緒に帰ろう。この船に乗れよ」って
心の中で必ずみんな言ってたそうだ。