1 :
空挺ラッコさん部隊ρφ ★:2010/12/24(金) 18:18:52 ID:???0
盲目の女性が死者を呼び寄せる。「口寄せ」と呼ばれる儀式を受け継いできた東北地方の
巫女(みこ)が姿を消そうとしている。厳しい修行が敬遠され、福祉政策の充実で生計を立てる手段としての
意味も薄れている。自殺者の遺族を癒やす効果があったとされる彼女たちの言動から学ぶことはないのか。
国から研究費の助成を受けた大学のチームがその「秘密」に迫る研究に乗り出した。
目の不自由な巫女は、青森県の「イタコ」が有名だが、それ以外の東北各地にも存在していた。
秋田「イタコ」、岩手と宮城が「オガミサマ」、山形「オナカマ」、福島「ミコサマ」。
近親者を亡くした人たちからの要請で「死者の霊を体に乗り移らせ、言葉を伝える」という儀式が「口寄せ」だ。
依頼者のタイプに合わせて定型の口上を使い分けているとの見方もあるが、健康や縁談、商売などの
よろず相談にも応じている。いずれも国の無形民俗文化財に選ばれている。
かつて東北には500人以上いたが戦後、廃業が相次ぎ、秋田、山形、福島県では途絶えたとされる。
いまは青森、岩手、宮城県に十数人残っているだけだ。
遠洋漁業の基地である宮城県気仙沼市の唐桑町で「オガミサマ」をしている小野寺さつきさん(85)は
14歳の時、病気で視力を失った。20歳から岩手県の巫女の家に住み込みで修行をした後、独立した。
この半世紀、海難事故と隣り合わせの漁師町で、「口寄せ」や行方不明者捜しの相談に乗ってきた。
多い時には1日に十数人の訪問者があったが、最近は体調を崩し寝たきりになった。
戦後の一時期まで20~30代の若い女性も珍しくなかった巫女は今、高齢化が進み平均年齢が70歳を超えている。
(以下、リンク先にて御確認を)
ソース:
http://www.asahi.com/national/update/1223/TKY201012230433.html 4 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:21:10 ID:TRCCZ8vA0
どんな修行してるの?
6 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:21:26 ID:fUHMCZAG0
美人過ぎるイタコ養成しろ
13 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:23:42 ID:nwNNwz6D0
誰も信じなくなったんだろ
20 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:26:38 ID:I+9mJhen0
本当に能力あるなら犯罪捜査をやるべき
26 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:29:00 ID:D8YHFwztO
貧農ばかりで食えない北東北で
障害者をコミュニティ全体で支えていこうという目的で産み出された職業なんだから
全国に連れ出して糾弾するのがそもそもの間違い
伝統芸能なんだから、そっとしといてやればいいのに...
32 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:31:31 ID:iazwi8lD0
一番の問題はテレビで偽イタコみたいなのが
歴史上の有名人を口寄せしたりして
お笑いの対象になってるからだろ。
あんなイメージしかないからなりたがる奴なんているわけがない
33 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:32:02 ID:CqfD4pwdP
修行もへったくれもないだろう
35 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:33:21 ID:cBy16+eP0
津軽三味線やイタコは盲目な人たちが食っていく手段だったんだろうけど
今は違うからなー
39 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:35:18 ID:ZKnvLGfeO
信じちゃいなけど文化が失われるのはちと寂しい
48 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:41:17 ID:YaHdifNY0
イタコ信仰なわけで嘘ホントはあまり関係ないんだよ
大祭などで口寄せしてもらって心の安寧を得ることが大切
TVでの見世物になるのはなんだかなぁと思うよ
それを指差して笑うとかね
民間信仰を侮辱しないでほしいし
イタコとして出てもらいたくないものだよ
50 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:41:38 ID:9UQfDaFj0
俺が女だったら絶対にイタコなるのに。
職場が恐山とか。憧れる。
54 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:43:57 ID:aXWc90LU0
>国の無形民俗文化財に選ばれている
え!?国が認めてる詐欺なのか
60 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:46:41 ID:BhRQZZ1p0
イタコとか霊能者は本来はカウンセラーなんだけどな
「霊が見える」「誰もいないのに声や、音が聞こえる」ってのは精神疾患以外の何者でもないし
「死んだだれそれと話がしたい」ってのも大きすぎる悲しみや怒りがそうさせてるだけ
そんな状態を長期化させるのは精神衛生上よろしくない
イタコや霊能者はそういった負担を軽減させる存在
だったのだが、対象を単なる金づるとしか見てない輩が台頭しすぎたせいで
イタコや霊能者は詐欺師って印象を植えつけてしまった
もう無理
66 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:50:27 ID:azS2hF0w0
虚構ではある。しかし、人間の心は虚構でも癒される。
むしろ、虚構にしか出来ないことがある。
それが口寄せ。
漫画だって全て虚構じゃないか。それでも心が動くじゃなイカ。
虚構も含めて現実なんだ。
75 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:55:05 ID:Pt2M7Hh3O
>>66 イタコは胡散臭いイメージで語られがちだけど、先人の知恵が生んだ一種のセラピーですわな。
70 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:51:50 ID:iBXUErWV0
だ っ て イ タ コ な ん て イ ン チ キ じ ゃ ん
81 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:58:22 ID:G+P4FybtO
つーか修行必要?w
82 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 18:59:02 ID:dsDzFROB0
逆に大盛況だったら、
それはそれでどうかとも思うが……。
しかし、文化として大事にして欲しいところだ。
87 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 19:01:55 ID:zLe6keU60
こういうのって地域の伝統文化だろ
自治体でもっと観光利用とかして保存する方向に動くのが普通だと思うんだけど
なんでやらないんだろ
94 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 19:06:51 ID:S4nu7zzA0
福島「ミコサマ」山形「オナカマ」、全滅って。
ミコサマかー非常に可愛らしい呼び名だな。
全滅は残念。
96 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 19:10:05 ID:dsDzFROB0
情報化社会がもたらした害悪は、
こういった神秘的な崇拝対象を娯楽の域に落としてしまうことだな。
今の日本人に神とか仏とか信じている人は少ない。
しかし、昔はそれなりに信仰されて、尊重されて、
それにより社会が丸く治まっていた。
今の時代はそういった曖昧な関係が許容できず、
単純な事実と正論が強くなり過ぎてしまった。
しかし、どうも人間とは正論では治まらないものらしく、
そういった情報化と人間の精神とのギャップが、昨今の社会問題の根底にあるように思える。
112 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 19:31:55 ID:XhDDPVUe0
>>96 科学的に言えば霊は存在しない、死んだ親や子供は火葬して灰になる
大往生しても不幸な死に方しても何の報いもなく無に帰る。
でそれに納得できない耐えられない人向けのサービス。
97 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 19:11:00 ID:+ZRwkFIl0
今は目が不自由でも他の仕事ができるからな
イタコはサービス業だ
99 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 19:13:30 ID:inxnMG4d0
イタコといい按摩師といい、
今と違って国からの補助金もなかったから、普通に働けない人の逃げ道だったからな
今みたいに働かなくても補助金で生きていける時代にわざわざ何年も修行しにいく根性のある奴はいないだろう
123 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 20:13:23 ID:NSuA6ixR0
貧乏な農家+障害のある娘が唯一生きていける職業だったから、一種の社会福祉。
お前らマジレスしなくてよい。
126 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 20:25:35 ID:9hPrLBXg0
でもなんか本物っぽいのもいるんだよな
何も情報教えてないのに、メガネかけているとか口に傷があるとか当てたり
言うとおりにしてみると、体調悪いのが治ったりなど
あれは分からん
昔の知り合いも、蛇を惨殺して以降ものっそい体調崩したんだと
んで病院行ってもどうにも優れず、本物っぽいという人んとこ行って
お祓いしてもらったらパタッと治ったって
128 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 20:28:53 ID:TInqmT190
>>126 人それを気合療法といいます
病は気から。気分次第で直る
133 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 20:33:37 ID:9hPrLBXg0
兄が荒れて荒れてどうしょもなかったから、俺だけで行った
んで、バーさんがジーッと見るんだわ
ここまで会話らしい会話なし
突然「兄さんは口のここんとこに傷ある?」「メガネかけてんね」と聞かれてビックリした
兄は、口の端っこに小さい傷がある
まさにそこ
あてずっぽうにしてはピンポイントで当ててきてビビッた
134 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 20:34:32 ID:Cb6SkJzf0
そりゃ社会福祉の充実で嘘付かなくても生きていけるようになったんだから
142 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 21:08:10 ID:PWsOxtOiP
今でもたまーに聞くよ、俺の住んでるとこだと。
死んだ人に会いたくてとか行方不明になった家族のこと聞いてみたとか。
149 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 21:20:46 ID:/6534XDi0
占い師と似たようなもんでしょ。
当たり障りない事言って「当たってる!」ってやって気休めにするだけの。
霊感商法で大金取ってなきゃ別にいいよ。
150 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 21:23:15 ID:n6IOqpKfO
イタコが本物の能力なら、迷宮入りの事件は激減するだろうね。
159 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 21:51:53 ID:GgklVGdp0
どーせテキトーな事言ってるんだから
修行とか要らないと思うけどな
166 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 22:30:47 ID:UGtNxV7x0
人生相談や心の傷を癒す目的もあったんだと思うよ。
決して他所の人間がバカにするようなもんじゃないと思うな。
182 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 23:14:41 ID:TlEXD5SB0
昔、テレビの番組でイタコが女タレントに向かって「おばあちゃんだよ・・・」と言った後
そのタレントが「おばあちゃんまだ生きてます!」と返されて
「(ゴニョゴニョ)・・・。」と聞き取れない声でフェードアウトしたシーン以来
イタコは見ていない
188 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 23:26:24 ID:3WH1oohE0
>福祉政策の充実で生計を立てる手段としての意味も薄れている。
ええことやないか。
193 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 23:31:23 ID:ngH6TL8D0
スピリチュアルの走り。
いまバカを相手にボロ儲けしている連中は、少しでも還元すべき。
197 :
名無しさん@十一周年:2010/12/24(金) 23:35:55 ID:MhPCIqSx0
生まれつき目の見えない
女の子だけがいたこになれるって話だったのに
普通に目の見えるばあさんがいたこやってるからな
213 :
名無しさん@十一周年:2010/12/25(土) 00:31:07 ID:y1FrrGLP0
占いとか霊能者とかイタコとか非科学的なものに対する信仰ってのも
あってもいいはずなんだが常識以上の金が絡むのはやっぱ問題だよ
一時期の霊能詐欺がいい例
本当にいるかもしれない人たちの存在まで否定されちゃったからなぁ
本来はこういった曖昧なものがあってもいいんだが・・・
金儲けでやる人間がいるのは悲しいね
おれは幽霊なんか見らことないし、まぁTVの特集なんかすげえ胡散臭いと思ってるが
妖怪やお化けには一種のロマンを感じるから特に
233 :
名無しさん@十一周年:2010/12/25(土) 05:04:42 ID:snJWCd2rO
でも結論は体に気をつけて真面目に生きなさいみたいな
イイ話に持って行くからいいんじゃね?
普段なかなかそんな事言ってくれる人も居ないんだし。
258 :
名無しさん@十一周年:2010/12/25(土) 06:38:50 ID:qI8I41lc0
まあ、イタコの言葉も、胡散臭いのが多いのも事実ですけどね
妙な教団とかイカサマ霊能者とかより、よほど良心的なのは事実だったのですけどね。
悪質なイタコもいたけど、それは少数で、ほとんどはどっかの詐欺霊能者のような無茶な要求はしなかったし
これで癒されるって人がいるのだし、それならそれでよかったと思うが
262 :
名無しさん@十一周年:2010/12/25(土) 07:25:02 ID:yLqtA9g00
記事にあるとおり、相談が複雑化、深刻化していてイタコの能力じゃカウンセラーの役割を担えなくなったのだろう
イタコが巧く纏められないので、相談者はイタコに不振・不満を覚えるようになるよね
すると信用がだんだん落ちていって衰退したんだろう・・・
294 :
名無しさん@十一周年:2010/12/25(土) 08:07:15 ID:NjRP/OBd0
考えてみたらどんな無理難題にも応えてありとあらゆる人物になりき・・霊を憑依させなきゃならないわけだ。
そりゃあ修行は厳しいだろうなあ。急に抜き打ちで「森光子」!とか言われたりするんだぜきっと。
311 :
名無しさん@十一周年:2010/12/25(土) 08:24:02 ID:B8tlOa6Y0
別に良いじゃん
インチキなんだから
修行して霊呼べるんだったら職業として国に認定されるわ
313 :
名無しさん@十一周年:2010/12/25(土) 08:31:08 ID:YrVgeu+Q0
万一にすがって、だめでも諦め付けて心の平穏得たい遺族と
盲人のための「職業」だったわけじゃない
修行ってどんな修行なんだろう
321 :
名無しさん@十一周年:2010/12/25(土) 08:42:14 ID:wgLZXXnP0
亀だが、しんどいのは確か。
師匠も弟子も盲目なので般若心経や観音経などのほか三十から四十のイタコの巫歌を口うつしでおぼえる。
様々な仏教、神道、修験道、民間宗教の神々、権現、大明神、菩薩、諸天善神の名前とダラニ、祝詞をおぼえなくてはならず、おぼえが悪く10年もかかったイタコもいたという。
イタコの入魂儀礼
仕上げの入魂儀礼は「大事ゆるし」と呼ばれる。祭壇が祀られている行場で弟子に神懸かりが訪れるまでおこなわれる。
食事は精進で塩断ち、穀断ちをして干し柿、干し栗、などの果実で餓えをしのぐ。水垢離の行場にはしめ縄がはられ、師匠も弟子も真新しい白装束に5尺のはちまき、白足袋を身につけ、
冬でも暖をとらずに食事前に日に三度、毎日水を三十三杯かぶる。マントラを唱えながら右回りにぐるぐる旋回したり、気合術師を呼んで気合いをかけることもあったらしい。
イタコの弟子は極度の疲労と緊張の中ではげしく身体を震わせて失神する。師匠はその時に「何がついたか?」と問いかける。そうして答えた神仏の名がイタコの生涯の守護霊になるのである
330 :
名無しさん@十一周年:2010/12/25(土) 08:50:10 ID:SG5Q7KfN0
サイコでありエンターテインメントでもあり
原始的な意味で宗教でもあり超能力でもあり
人の気持ちに触れ影響を直接に及ぼす治療者でもあり
当時は新聞もテレビも雑誌もコンビ二も
携帯やネットもなかったことを考えると
これは発明だったんだな