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◇ 心霊ちょっといい話 ver.14 ◇:2009/01/14(水)2009/02/26(木) 

:本当にあった怖い名無し:2009/01/14(水) 23:32:48 ID:Ek6l4VVP0
心霊体験や不思議な体験でも、ちょっとホロリとくるような、そんな話ありませんか?
趣旨違いでなければネタでもOK。
細かい事は気にせずマターリ進行。

前スレ
◇ 心霊ちょっといい話 ver.13◇
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1204804472/

まとめサイト■
洒落コワまとめサイトのコンテンツの一つにあるよ

http://syarecowa.moo.jp/sinnrei-iihanashi/sinnrei.html

16 :本当にあった怖い名無し:2009/01/24(土) 22:25:48 ID:naZ/BYwWO
中学からの親友から聞いた話。
彼女の出生時、大量出血などで母親は死亡。
一度も我が子を抱きしめる事なく逝ったそうだ。
父親は無口で優しかったが出張の多い人で、彼女は祖母に育てられたらしい。
昔からものすごく人に気を使い、とても明るい彼女だったが36で遅くなったが結婚し、出産。
無事に子供は生まれたものの、その頃から彼女は壊れていった。
「どうしても我が子を愛せない」らしい。
ある日心配で見に行くと、泣き叫び汚物臭のする赤子。
友人はその傍らで、耳を塞いで震えていた。


17 :本当にあった怖い名無し:2009/01/24(土) 22:36:34 ID:naZ/BYwWO
私は子はいなかったがとにかく赤ちゃんにミルクを飲ませ、オムツを換えてやり、当時出張中だった友人の旦那にすぐ戻るように電話を入れた。
急いでも帰りは夜になるというので、それまでいる事に。
子供のように泣きじゃくる友人は、「どうやっても可愛いとおもえない」「泣かれると殺したくなる」と病的な発言。
育児ノイローゼだったんだと思う。
夜には旦那も戻り、育児協力と彼女を診療内科に連れて行く事を約束させ、私はその場を後にした。
その翌日の仕事帰り、彼女の事が気になって仕方なかった私はすぐに彼女の家に向かった。


18 :本当にあった怖い名無し:2009/01/24(土) 22:53:00 ID:naZ/BYwWO
胸をしめつけられながら開けた玄関の中に立っていたのは晴れやかな顔をした彼女だった。

そして腕にはぐっすり眠る赤ちゃんが…
「昨日はごめんね~」とあっけらかんとした彼女にあっけをとられ、私はその場に座り込んでしまった。
で、落ち着いたところで話を聞いてみて驚いた。
昨夜泣きつかれて、子は旦那に任せ眠ってしまったらしい。
そして夜中少し息苦しく目を覚ますと、若い女の人が涙を浮かべ彼女を抱きしめていたそうだ。
あまりの事に固まっていると
「これが母親の愛情よ、覚えおきなさい…」
そして「抱きしめてあげられなくてごめんね」と消えてしまったそうだ。

…それは写真でしかみた事がない、彼女の母の霊だったらしい。
それから彼女は居間へ行き、改めて我が子を抱きしめてみると今まで感じた事のない愛しさと涙が溢れだしたと言っていた。
「愛せなかった」のではなく「愛し方をしらなかった」のだと思う。
それを一度も彼女を抱けなかった母が教えにきたのだと思った。

今では彼女は立派な親バカ。
ただひとつ母親の霊は自分より一回り以上若かった事が悔しいと笑っていた。

長文、駄文すみません。

26 :本当にあった怖い名無し:2009/01/25(日) 23:10:07 ID:7j8DSC9X0
あんまり大したことじゃないんですがカキコ。
長いので分けます。
昨日、会社の同僚の結婚パーティーにお呼ばれされて、
新郎の妹さんの旦那さんが守護霊とかが見えるらしいという
話を以前聞いたことがあったので、この機会に見てもらった。
鑑定の結果、白猫と洋服を着たおしゃれなおばあちゃん、
そして黒い影があるとのこと。
結果聞いた瞬間、ぼろぼろ涙出てきた。
白猫は2年前に近所の病院で亡くなった飼い猫のシロで、
洋服着たおばあちゃんは、私が中学2年の時に自宅の庭で倒れて
亡くなったうちのばーちゃんだった。

27 :26:2009/01/25(日) 23:11:14 ID:7j8DSC9X0
シロは最初捨て猫で、小学校の高学年くらいの時に家猫に昇格したんだけど
そいつは母親にしかなつかなくて、私の姿と声を聞くとそそくさと
逃げる、私の部屋にも寄り付かないようなやつで、よくだっこしたり
頭なでたりすると顔が引きつってたwww

シロが死ぬ前日、母親が病院へ連れてったときに今夜がヤマですと
言われたんだけど、私は仕事が終わらず家に帰らずホテルに泊まった。
そのまま出社した朝、母親から連絡がありシロが朝方亡くなったと
病院から連絡があったと話を聞いたときは、最後を看取ることが
できなくって悔しくてぼろぼろ泣いた。
絶対、シロには嫌われてただろうなーなんて思ってたけど、
旦那さんいわく「結構あなたのことが好きだったみたい。」だって。
なんだよ、ツンデレじゃねぇかwww

28 :26:2009/01/25(日) 23:12:16 ID:7j8DSC9X0
ばーちゃんは、猫が嫌いで母親が外猫にえさあげたり、シロを部屋に
入れてあげてたりするとよく文句言ってたんだけど、死ぬ前になんでか
シロのことを家猫として認めてくれたり、反抗期真っ盛りで
一緒のテーブルで食事をしない私に、いつもはなにも言わない
ばーちゃんが死ぬ前日くらいに「一緒に食事しないのかい?さびしいねぇ」
なんて言ってたけど、そんなのお構いなしに一人居間のこたつで
テレビ見ながら別のとこで食事してた。
その旦那さんを通じてばーちゃんから、「この子は人に冷たかったり、
つっけんどんにするとことがあるからそこを直すように言ってくれ」って
伝言を聞いた瞬間、亡くなってから、墓参りなんてあんまり行かないような
孫の私をまだ心配してくれてることが申し訳なくて、余計に涙出た。

パーティーと二次会が終わって、家に帰って速攻仏壇にお線香あげて
ばーちゃんにありがとう、こんな孫でごめんねって言った。
これからは、ちゃんと両親と墓参りに行くようにしようと思った。
ちなみに、黒い影はその旦那さんに祓ってもらいました。

長文スマソ。

40 :本当にあった怖い名無し:2009/01/28(水) 17:45:00 ID:BlwKwYL50
私の祖母は強い人だったがやっぱり年には勝てなかった。
あっという間に寝たきりになって、母の介護なしではなにもできなくなっていった。
同居していながら今まで祖母をかなり放置してたことを深く反省して私も入浴だとか
食事だとかを手伝った。夜はなんだか寂しいだろうと思ったので、せまい部屋にもう一組布団しいて
一緒に寝た。
そうしてるうちにばあちゃん変な事たくさん言うようになった。
「(仏壇を指差して)あっちにいるから、さびしくないよ」
それから不思議な事いうことが増えた。
はじめのうちは
「鍵はかけたんだろ?なんでよその人が家にいるんだろう。」
だったけど、だんだん具体的になっていって
「今そこを通った白いシャツを着た人は誰?」
とか
「お嫁さんがあそこに座ってるね。どこのお嫁さんだろう」
とか。私はずっとおばあちゃんはぼけから幻覚見えてるのかと思ってた
でも一番怖かった(?)のは、
「(布団を急にまくって)今小さい犬がここにぴょんってのっかってきた」
といった時。
我が家は昔犬かってたから、そのときちょっとおばあちゃんは本当に何か見えてるのか?
とおもった・・・・。
そんなばあちゃんもいよいよ危なくなって入院。
年も暮れで忙しい時なのに、丁度皆の予定の都合がつくときになくなった。
最期はいつ心臓とまってもおかしくなかったが、ちゃんと息子・孫の到着を待って
からなくなった。
いつも人に気を使ってて自己主張できなかった人だから最期まで気を使ったんだろうか。
寝たきりになってからなくなるまで本当にすぐに1年なかったな。
死期が近づくと人って普通じゃ見えないもの見えるのだろうか

41 :本当にあった怖い名無し:2009/01/28(水) 17:46:31 ID:BlwKwYL50
ばあちゃんが死んでも、あんまり涙は出てこなかったし悲しい気持ちもあんまり感じ
なかったのは心の準備が出来ていたからなのか。ただ実感がなかっただけだからなのかな。
49日が終わってすぐ私は20になって成人式を迎えた。
親戚の人たちはおばあちゃんが生きてたらとっても喜んだだろうにって言ってた。
49日で一区切りついてばたばたしてた家も落ち着いてみんなやっと元に戻った
・・・・って時に始めてばあちゃんの夢を見た。
季節は春で、桜がところどころで咲いてた。春になると近くにお祭りがあるので
ちっちゃいころよくばあちゃんにつれてってもらってた。
ばあちゃんはリビングのテーブルに腰掛けてて、テーブルにはお茶と大好きなお菓子が
あった。私はいつものようにどうでもいいことをおばあちゃんに話しかけながら
カーテンをあけた。
たった一瞬、おばあちゃんから目を離しただけだったのに、振り返った時もう
あばあちゃんはいなくて、テーブルに湯のみとお菓子だけ残ってた。
そして仏壇の上におばあちゃんの写真が増えてた。
あぁ夢か夢だよなと思ったけど、別に感動的なこと何か言われたわけではないけど
やっぱりなんか悲しくなる。すごく泣けてきました。
それ以来一回もおばあちゃんはでてきてない。
せっかくだからなんか一言いってくれればよかったのに。
あんまり心霊じゃなかったすまん
78 :本当にあった怖い名無し:2009/02/18(水) 04:30:25 ID:WPXQf5660
ホロリとはしないけど
家族でよくあがるオカルトな話。

私のおじいちゃまは亡くなる10年ぐらい前に脳卒中で倒れて
入退院を繰り返しながら自宅療養してたんだけど
その後何度か目に倒れたあと、意識不明になって長い入院に入ったのね。

そんなおじいちゃまがまだ元気なころ
一番気にしてたのが、近所にできる新幹線の駅だったの。
おじいちゃまが意識不明になったころ、病院の近くで駅の工事が始まって
おばあちゃまはいつも、意識のないおじいちゃまに
工事の進捗や、周りの様子を報告してたんだって。

おじいちゃまの最後の入院から3,4年後。
いよいよ新幹線開通。
その前日おじいちゃまは意識が戻らぬままあの世へ。

とにかく新しい物や趣味のものが大好きで
裕福なわけでもないのに、町で一番最初にテレビ買っちゃうぐらいの人だったから
どうしてもあの新幹線に乗りたかったんだろうねって。

ちょっと不謹慎な話かもしれないけど
おじいちゃま大好きだったおばあちゃまが
「じいさんよっぽど乗りたかったんだろうね」って笑ってるから
まあいいかなって。

82 :本当にあった怖い名無し:2009/02/18(水) 22:56:00 ID:60tV4uHn0
此のスレで良いのか解らないですが・・・。

私は捨て子で、遠い遠い親戚の所でお世話になりました。
余り家庭環境は良くなく、傷つくととことん落ち込む性格になってしまいました。

高3の夏、受験を前にした大事な時期に、
友人だと思っていた人にとことん裏切られてしまいました。

彼女に話した事はありませんでしたが、捨て子だと言う事を知られ、学校中にバラされ、
苛め等無い穏やかな学校でしたが、話は彼女によってエスカレートさせられ、
やっても無い事(薬物依存、売春、シンナー等)まででっち上げられ、精神はやっつけられました。

そんな時、義理の父が自殺未遂をしました。
其の状況を助けたのは私でしたが、
精神がボロボロだった所で、其れが引き金だったんだと思います。


精神が錯乱した状態で、ホームに入ってくる快速列車に飛び込みました。

83 :本当にあった怖い名無し:2009/02/18(水) 22:57:39 ID:60tV4uHn0



否、飛び込んだ筈でした。

向かってくる電車が視界に入り、ホームから自分の体が浮く感触があり、
少し前まで私の隣に居た女性と思われる悲鳴が聞こえ、

あ、死ぬんだな。
と思いました。
嫌がらせを受けて死ぬなんて惨めだ、何をやってるんだろう。と思いました。
此処で死ぬのは嫌だと思いました。


死ぬ瞬間、時間がゆっくりになると言いますよね。

悲鳴の直後、時間がとても遅くなって、走馬灯ならぬ白い手が私の体をホームに引き戻しました。

細い腕でした。
青白い、というより、色白の人の手でした。
冷たく死んだ手、というよりも、温かな手でした。
視界の隅にちらりと赤茶色の影が映りました。


次の瞬間、私の体は一度離れたはずのホームに戻っていました。
周りの人は顔面蒼白で、まだ悲鳴を上げている人もいました。
ようやく我に返り、平謝りに謝って逃げるようにホームから出ました。

84 :本当にあった怖い名無し:2009/02/18(水) 22:58:51 ID:60tV4uHn0
私がはっきりと霊現象だと気づいた霊現象はこれが初めてでした。


霊感なんて皆無だと思っていましたが、
大変霊感の強い友人(B)の母のおかげ?で、すっかり霊感が強くなってしまいました。

Bと一緒に写った写真を、Bの母が見て「此の子(私)をすぐ連れてきなさい。」
と言って、色々説明してくれました。

私に憑いた霊を祓ってくれ、オカルトのノウハウを教えてくれました。
細かくは割愛します。

私の血族は皆、九州系で色が黒く、髪は黒く硬めで、割と濃い顔です(Bの母に言われた後、自力で調べました。)
しかし、私は色が白く、赤い口紅をつけるとまるで口裂け女のような、色白です。
そして、生まれついての赤みがかった茶髪で柔らかい髪です。
私の昔の先祖に、唯一同じように肌が白く茶髪のご先祖様が居たそうです。

其のご先祖様も私の血族から嫌われていたようで、若いころに亡くなっています。
Bの母曰く「昔のご先祖様がお守りしてくださっている」とのことです。
ホームへ連れ戻してくれた白く細い腕、赤茶の影。
其のご先祖様が、連れ戻してくれたのだと信じています。

85 :本当にあった怖い名無し:2009/02/19(木) 00:12:37 ID:YmjiTpQm0
>>84
良かったのう。
今まで辛い思いした分、幸せになってね。

86 :本当にあった怖い名無し:2009/02/19(木) 19:48:08 ID:gupqHrvo0
>>84
捨て子って言うのは、何にも自分の情報がなくて、とても心細いよね。
でBさんの母によって自分のことが少しでも分かって良かった良かった。
きっとこれからも大丈夫だよ。がんばれ。


87 :本当にあった怖い名無し:2009/02/19(木) 19:52:25 ID:L62uM7/M0
>>85>>86
ありがとうございます(つω;`

Bの母には今でも色々教わっています。
自分でも軽いお祓いとか、出来るようになってきてます。
友人って良いものですね。

長文なのに、よんでくださってありがとうございました。

93 :本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 02:04:17 ID:DPM/vWbh0
僕が中学に入ったばかりの頃、仔犬がうちに来ました。
母の知人のところで仔犬が何匹か生まれて、1匹もらってくれないか、って話で。
仔犬が来る日、かぎっ子だった俺は学校が終わったら寄り道もしないですぐに帰宅し、
母がパートから仔犬を連れて帰ってくるまでワクワクしながら待ってました。

夕方になって母が連れて帰ってきた新しい家族は、
まだ足が滑ってしっかり立つこともできずにふるふると震えている、
本当にまだ犬の姿になったばかりの、小さな小さな子でした。
白いから「シロ」。名付けたってほどじゃなくて、いつのまにかそう呼んでました。

もちろん僕も可愛がってはいたんですが、僕よりも母がものすごく可愛がってました。
元々足の骨がしっかりしてて、父が「こいつ多分けっこう大きくなるんじゃないか?」
と言ってたんですが、父の予想通り1年もすると中型犬と大型犬の間ぐらい?まで
成長してました。

少し遠い私学に通っていた僕は部活で遅くなることも多く、ちょうどその1年ほどの間、
土日しか散歩に連れて行ってなくて、平日は両親が一緒に散歩に行ってました。
シロの食事も僕の帰宅前に母があげていたこともあって、1年が経った頃には
シロの中で僕の地位は、母>父>自分>僕 になってました。
つまり僕を弟分として認識していたようで・・・orz
おかげで僕の言うことなんか全然きくわけもなく、完全に対等な感じでしたw

94 :本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 02:04:51 ID:DPM/vWbh0
母が帰宅したときには玄関まで行って、尻尾なんて4~5本に見えるぐらいの勢いで
ぶんぶんぶんぶん振り回しての盛大なお出迎え。
僕が帰ると・・・いつもの座布団で寝そべったまま、尻尾をパタパタ。
「お前もうちょっとちゃんと出迎えしろよ」って言うと、「ふぅ」なんて鼻で溜め息つかれたりして。
一応尻尾はパタパタ振りながらでしたけどw

でも、やっぱり弟分として嫌われてはいなかったようで、
学校で少しいじめられてた時期があったんですが、落ち込んで部屋でぼーっとしてたら
トコトコやってきて、僕の腕のところに顔を乗せてじっと僕を見つめてたり、
ベッドで横になってたらそっと寄り添って寝ててくれたり、そんなこともよくありました。
彼女にとっては「できの悪い、でも可愛い弟」だったんでしょうねw

やがて高校、専門学校と進んで就職も一人暮らしもして、彼女もできて一緒に住んだりして
実家に帰ることも少なくなり、シロと顔を合わせることも滅多になくなってました。
たまに帰るといつも通り寝そべったままパタパタw

そしてシロがうちに来て15年。犬としては長寿ってほどじゃないけど、そろそろおばあちゃん?
体も弱ってきて、散歩にも行きたがらない事が多いとか、食事の量が減ってきたとか、
たまに母から電話があると、シロのことを心配してよくそんなことを話してました。
その頃から両親は、もうそう長くはないのかも知れないと感じていたようです。

それから半年ほど経ったある日、母から「あと何日ももたないかもしれない」と電話があり、
あまり切迫感もないままとりあえず週末に実家に帰りました。
玄関のドアを開けると、そこにシロが寝てました。
もう動くこともままならず、それでも昔のように尻尾だけはパタパタと振ってくれて。
びっくりして涙が出そうになるのをガマンして「ただいま」と言いながら頭を撫でると、
相変わらず尻尾パタパタしながら目だけで「おかえり」みたいな。


95 :本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 02:05:31 ID:DPM/vWbh0
もう食べることもできず、そのままでは床擦れになるのでたまに向きをかえてやるぐらいしかできなくて。
でもたまに「クゥゥ」って鳴いたときにスプーンで水を飲ませてやると、目を細めてました。
夜中2時ごろまでそうしてて、少し眠くなったので部屋で寝て、朝玄関に行くと
もうシロは冷たくなっていました。
両親はぼろぼろ泣いてぐちゃぐちゃになってましたが、僕は実感がわかず涙も出ませんでした。
ただ、もっと僕が散歩連れてったり、ご飯あげたり、色々してやればよかったな・・・
そんなことをぼんやりと考えてました。
あんまり実家帰ってなかったし、きっと俺の印象薄かっただろうなぁって。
翌日、ペット霊園にお願いしてシロとお別れしました。やっぱり僕は泣けなかったけど。

96 :本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 02:06:26 ID:DPM/vWbh0
その日の夜、少し早めに布団に入ったんだけど、眠かったわけでもないのでぼーっとしていました。
冬だったので寒くて頭まで布団の中にもぐって、ぼけーっと。
トットットッ・・・と足音が聴こえました。
人間の足音でないことぐらいわかります。
でももちろんすぐに「シロだ」とは思えず、「猫が入ってきたのか・・・?」とか
「空耳?」とか色々ぐるぐる考えてました。って言っても一瞬だけど。

そしたらお腹の辺りにもたれかかる感じがして、すぐ太ももの辺りにパタパタ・・・って。
「シロだ!」と思ったけど、なぜかそのままじっとしてました。
しばらく重さだけの感覚があって、その後あの「鼻で溜め息」が聴こえて、
たまらなくなって顔を出したら頬にペロッと。
その途端、お腹の辺りに感じてた重さも、尻尾のパタパタもフッと消えて
何もなかったような一人きりの静けさが戻ってきました。

あ・・・お別れに来たんだ・・・

そう思ったらいきなり涙がぼろぼろ流れて止まらなくなりました。
シロの生意気な仕草や、落ち込んでる僕を優しく見守ってくれてたのが、
そういう色んなことが一気にあふれてきて、声を上げてぼろぼろ泣きました。

ありがとう。
あんまり会ってなかったけど、できの悪い弟を最後まで心配してお別れに来てくれたんだよね。
ちょっと偉そうだけど優しい「姉貴」がいたこと、ずっと忘れないよ。




文章下手な上に、無駄に長い話で失礼しました。

107 :82:2009/02/24(火) 02:05:14 ID:vZnUyz/N0
人が少ないのであげ投下。

電車の飛び込みで白い腕に助けられたのが、自分で気づいた初めての心霊体験でした。
でも、それからBの母や周りの色々な人の影響で、
幼少のころから色々な体験をしていることに気付きました。

その中で、変な体験を投下します。

自分が捨てられた(置き去りにされた)場所は思い切り田舎でした。
隣と隣の距離がとてつもなく離れていて、農家・・・という感じです。
家の裏に行くと山がありました。
よく家から閉め出されていたのと、家に居にくい雰囲気から、しょっちゅう山の中に入って遊びました。

山に行くと、時折子供がいました。
自分と同い年で「ぴっちゃん」と名乗りました。
今思うと変な名前ですが、子供・・・4歳位だったので何とも思いませんでした。

本当はその山は預けられた家の人の私有地で、入ってはいけない場所でした。
でも、子供の私には知りません。
イノシシやマムシが出る、ということで、預けられた家の人がマムシを獲りに行く以外は、
本当は誰も入らないような山でした。入ってはいけませんでした。
其れはある程度の年齢になってから知ったことです。

108 :82:2009/02/24(火) 02:06:20 ID:vZnUyz/N0
野山を駆け回る・・・というより、
のんびり二人で絵を描いたり、ケンケンパをしたりすることが多かったです。

山を少し登って、初めて木々が開けた不思議な場所がありました。
今思うと、「フェアリーサークル」と呼ぶものだと思います。
魔法陣のような、円系に草がなぎ倒され、真中にくぼみがあり、円の中に何か模様がありました。

初めてぴっちゃんがそこに案内してくれて、「ここは妖精が出るんだよ」と言いました。
疑いませんでした。

ある日の夕暮れ、見たんです。
サークルの真ん中のくぼみから、強烈な光が発せられて、ふーっと飛んで行きました。
二人で「妖精だね。」と言って喜びました。
其れからも、ぴっちゃんと居ると不思議なことが沢山起こりました。
「あの木には妖精が居るんだよ」と、時々ぴっちゃんが言います。
すると、挨拶をするように木のまわりに
蜜蜂大の光がふわふわと浮かんで、木の幹の中に隠れていきます。

不思議、というより、もう当たり前になっていました。


小学校にあがるとき、私は引っ越してしまいました。
親戚内でモメて、たらいまわしされた結果でした。

109 :82:2009/02/24(火) 02:07:15 ID:vZnUyz/N0
引っ越した小学校で初めてできた友達は、
「モモって言います、幼稚園ではモモピー、ぴっちゃんと呼ばれてました。」
と自己紹介をしてくれました。

あの時山で遊んでいたこの顔は思い出せません。
いい話なのか、不思議な話なのか、それは分かりません。
今でも「ぴっちゃん」とは仲が良いです。

二件目に回された家は田舎でしたがそれなりに道もありました。
其の小学生で仲良くなったぴっちゃんも同じことを言いました。

「この木にね、妖精が居るんだよ、見たんだよ。」

小学1年の頃のことです。
去年酔った時にこの話をすると「忘れた」と言って笑っていました。

友達も、親も、何も支えの無かった私の所に、妖精と一緒に一足先に遊びに来てくれたのかもしれません。

112 :本当にあった怖い名無し:2009/02/26(木) 21:14:14 ID:lWdenY0B0
看護師の知り合いから聞いた話。

とある入院している男性患者(仮田中さん)を担当していた。
奥さんは田中さんの病状が重くなってもまったく見舞いにも来ない。
あまりにも可哀そうなので、知人は同じ看護師仲間二人と一緒に洗濯物を届けたり、田中さんの話し相手になっていたという。

もともと重病で入院していた田中さんは、発作を起こしついに帰らない人となった。
死後に着せかえる服もないので、仕方なく前亡くなった患者のチェックがはいったパジャマを着せて葬儀屋に引き渡した。

田中さんが亡くなったその夜、知り合いは急に金縛りにあった。
すると目の前には亡くなったはずの田中さんの姿があった。
田中さんは「今まで自分に優しくしてくれてありがとう、うれしかったよ」と、穏やかな顔でお礼を言うと消えたいう
その話を一緒に田中さんの世話をしていた看護師仲間に話すと、その二人の元にも田中さんがきてお礼を述べたらしい。

とても感動的で、この話を聞いた時には泣いてしまった。

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[ 2009/04/19] 心霊ちょっといい話 | CM(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク | はてなブックマーク - ◇ 心霊ちょっといい話 ver.14 ◇:2009/01/14(水)2009/02/26(木)
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